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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 9:00~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ●※ |
午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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咳(せき)は、気道内に異物や刺激があるときに、それを排除しようとする体の反応です。咳の原因はさまざまで、以下のようなものがあります。
1. 感染症
風邪(感冒):ウイルス性の風邪は喉や気管を刺激し、咳が出やすくなります。
インフルエンザ:インフルエンザウイルスに感染すると、咳や高熱、全身の倦怠感を伴います。
肺炎:肺に細菌やウイルスが感染すると、痰を伴う咳が出ることが多く、発熱や息切れも見られます。
百日咳:特有の激しい咳が続く感染症で、特に小児に多く見られます。
2. アレルギー性疾患
アレルギー性鼻炎:アレルギーによって鼻からの後鼻漏(鼻水が喉に流れ込むこと)が起こると、喉を刺激して咳が出ることがあります。
喘息:アレルギーや環境要因で気道が過敏になり、咳や喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューとした音)が生じることがあります。
3. 胃食道逆流症(GERD)
胃酸が逆流して食道や喉を刺激すると、咳の原因になります。特に横になると咳が出やすいのが特徴です。
4. 喫煙
喫煙は気道を刺激し、慢性的な咳(喫煙者の咳)を引き起こすことがあります。また、長期的には慢性閉塞性肺疾患(COPD)の原因にもなります。
5. 環境刺激
大気汚染:排気ガス、工業排煙、たばこの煙などが気道を刺激して咳が出ることがあります。
乾燥した空気:乾燥した空気や急激な温度変化が気道を刺激し、咳が誘発されることもあります。
6. 心因性の咳
ストレスや不安などの心理的な要因で起こる咳で、「心因性咳嗽」と呼ばれます。特に子どもに多く見られることがあります。
7. 薬の副作用
一部の降圧薬(ACE阻害薬)は咳を引き起こす副作用があります。薬を服用してから咳が続く場合は、医師に相談するとよいでしょう。
8. 肺の病気
結核:慢性的な咳、特に痰や血痰を伴う場合、結核の可能性があります。
肺がん:痰に血が混じる咳が続く場合、肺がんの可能性もあります。
咳が長期間続いたり、血痰、激しい咳が見られる場合は、医療機関で診察を受けることが推奨されます。また、夜間の咳がひどく眠れない、息苦しさを伴う場合も専門医の診断が必要です。
1.乾いた咳(痰が少ない咳)
鎮咳薬:咳を抑える成分(デキストロメトルファンやコデイン)が含まれた薬がおすすめです。たとえば、ベンザブロック咳止めやコルゲン咳止めなどが市販されています。
2.湿った咳(痰が多い咳)
去痰薬:痰を出しやすくする成分(グアイフェネシン、カルボシステインなど)が入っている薬が良いでしょう。代表的なものに、ムコソルバンやアスベリンなどがあります。
3.アレルギー性の咳
抗ヒスタミン薬:アレルギーが原因の場合、抗ヒスタミン薬が効果的です。たとえば、アレグラやクラリチンなどが使われます。
4.自然由来の薬
漢方薬:漢方薬では、体質改善や自然由来の方法で咳を軽減するものがあります。たとえば、**麦門冬湯(ばくもんどうとう)や半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)**などが咳の症状を和らげるとされています。
咳の薬は、その原因によって薬が変わります。しっかりと医師の診察を受けて、適切な薬を処方してもらうことをおすすめします。
1. 室内環境の調整
・加湿
空気が乾燥していると咳が悪化することがあります。加湿器を使用する、蒸しタオルを干す、湯気を出すために浴室で暖かいシャワーを利用するなどが効果的です。
・空気の清浄化
ほこりやアレルゲン、煙などの刺激物を取り除きましょう。空気清浄機の使用も有効です。
2. 喉を潤す
温かいお茶、はちみつ入りのホットウォーター、スープなどが喉を潤し、咳を和らげる効果があります。
3. 呼吸の調整
深呼吸やリラクゼーション
呼吸を落ち着かせることで、咳を引き起こす喉の過敏な反応が抑えられることがあります。
蒸気吸入
ボウルにお湯を張り、顔を近づけて蒸気を吸い込む。タオルを頭にかけると効果的。
→ 気道を潤し、痰を出しやすくする効果があります。
4. ツボ押し
首の下、鎖骨の間の窪み部分、手のひらの中央を軽く押すと良いとされています。
5. 生活習慣の工夫
寝る姿勢を調整
夜間の咳がひどい場合は、枕を高くして上体を少し起こした状態で寝ると楽になることがあります。
刺激物を避ける
タバコの煙、冷たい飲み物、香辛料、強い匂い(香水など)は咳を悪化させることがあります。