メニュー
整形外科はこちら
脳神経内科はこちら
内科はこちら
健康診断はこちら
ワクチンはこちら
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 9:00~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ●※ |
| 午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2・第4土曜日は休診
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 9:00~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ●※ |
| 午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2・第4土曜日は休診
訪問診療をご契約中の患者様は、24時間365日の電話相談に対応しています。一般外来のお問い合わせは診療時間内にお願いします。

公開日:
更新日:
便秘薬は「一番強い薬」ではなく、便が硬いのか、便は軟らかいのに出しにくいのか、腹痛や持病、服薬内容などを踏まえて選びます。排便回数だけで便秘とは決まりません。市販薬で改善しない場合や新たに便通が変わった場合は、原因の確認から相談してください。
突然の激しい腹痛、意識の異常、冷汗を伴う著しい全身状態の悪化は119番へ。強い腹痛・腹部膨満、繰り返す嘔吐、便やガスが出にくい状態では腸閉塞などの評価が必要です。便やガスが少し出ていても否定できません。こうした時は下剤・浣腸・食物繊維を追加せず、速やかに医療機関を受診してください。
便秘は、排便回数の減少に加え、硬い便、強いいきみ、残便感、肛門で便がつかえる感じ、出すために手助けが要ることなどで捉えます。毎日排便がなくても、本人に苦痛がなく便が無理なく出ていれば、一律に毎日出す必要はありません。反対に毎日出ても、硬くてつらい、出し切れない場合は相談できます。便の形、回数、症状の変化を記録すると役立ちます。

便が大腸を進むのに時間がかかる場合と、直腸まで来た便を排出しにくい場合があります。後者には骨盤底の筋肉が排便時にうまく協調しない状態もあり、単なる筋力低下ではありません。古い「弛緩性・痙攣性・直腸性」の名前や便の形だけで薬を決めません。腹痛が排便や便通の変化と関連する場合は便秘型過敏性腸症候群(IBS)も考えますが、コロコロ便だけでは診断できません。
食事量や食物繊維・水分の不足、生活環境の変化のほか、鉄剤、抗コリン作用のある薬、オピオイド鎮痛薬などの薬剤、甲状腺機能低下症や糖尿病などが関わる場合があります。服薬は自己中止せず、処方元へ相談してください。大腸の病気や神経疾患が背景にある場合もありますが、便秘だけで大腸がんやパーキンソン病と決めるものではありません。ヒルシュスプルング病は先天的な神経の病気で、巨大結腸症と同義ではありません。炎症性腸疾患も便秘の一般的な型として扱いません。
診察では始まった時期、便の形・回数、腹痛・出血・体重変化、食事、持病、妊娠の可能性、処方薬・市販薬・健康茶・サプリメントを確認します。必要に応じて診察、血液検査、大腸内視鏡や排便機能の評価を選び、全員に同じ検査を行うわけではありません。
薬の選択は便の硬さ、出しにくさ、腹痛、背景疾患と治療歴で変わります。以下は強さ順でも、全員共通の使用順でもありません。薬剤名が同じでも剤形や年齢条件は製品で異なります。
| 種類 | 代表成分・製剤 | 主な作用 | 重要な注意 |
|---|---|---|---|
| 浸透圧性下剤 | 酸化マグネシウム、マクロゴール4000配合製剤、ラクツロース | 腸内に水分を保ち便を軟らかくする | 腎機能・高マグネシウム血症、腹痛・下痢、製剤ごとの年齢・調製方法を確認 |
| 分泌・胆汁酸に作用する処方薬 | ルビプロストン、リナクロチド、エロビキシバット | 小腸の水分分泌、GC-C受容体、胆汁酸再吸収にそれぞれ作用 | 薬ごとに適応・妊娠・腸閉塞の禁忌、悪心・下痢・腹痛、服用時刻が異なる |
| 刺激性下剤 | センノシド、ピコスルファート、ビサコジル | 大腸の運動を促す | 腹痛、下痢、脱水・電解質異常、自己増量・成分重複に注意 |
| 坐薬・浣腸 | 炭酸ガス発生坐薬、グリセリン浣腸 | 直腸で排便を促す | 直腸損傷・出血などに注意。無理な挿入や立位での使用を避ける |
| オピオイド誘発性便秘の薬 | ナルデメジン | オピオイドの腸への作用を抑える | 一般の便秘薬ではない。消化管閉塞などの禁忌を確認 |
酸化マグネシウムは便秘症に使われますが、高マグネシウム血症に注意が必要です。長期使用、高齢者、腎機能低下では特に確認し、腎機能が正常でも重い例が報告されています。吐き気、強いだるさ、筋力低下、眠気などが出たら医療機関に相談してください。抗菌薬や鉄剤等との相互作用も製品ごとに確認します。
マクロゴール4000配合の便秘治療薬(モビコール等)は、大腸内視鏡前に使う大量の腸管洗浄剤とは別の製剤です。水への溶かし方や使用量、対象年齢は製品情報と処方に従います。「ラクトース」としていた旧記事の記述は、便秘治療に用いるラクツロースと混同しないよう修正しました。
ルビプロストンは小腸の分泌を促し、リナクロチドはGC-C受容体に作用します。リナクロチドには慢性便秘症と便秘型IBSの国内適応があります。エロビキシバットは胆汁酸の再吸収を抑えます。いずれも適応や食事との関係、妊娠時の扱いが異なり、腸閉塞が疑われる場合に自己判断で使う薬ではありません。ナルデメジンはオピオイド誘発性便秘症に限った薬です。
刺激性下剤は必要に応じて使いますが、長期に自己増量・重複しないことが大切です。使用したら必ず「腸が動かなくなる」「依存する」とは言えません。大黄・センナ製剤による大腸黒皮症と耐性や腸管障害も同義ではありません。すでに使用中なら急に一律にやめず、効果・副作用を医師や薬剤師と見直します。
硬い便が主なら便を軟らかくする治療を、便は軟らかいのに出しにくいなら排便機能や直腸の便塞栓を含めて評価します。出口の問題を内服薬の増量だけで解決しようとせず、診察、必要に応じた処置や専門的な排便訓練を検討します。バイオフィードバックは適応を評価した施設で行うもので、全員への自己流の骨盤底筋トレーニングではありません。
高齢の方では便塞栓の周りから便が漏れ、下痢のように見えることがあります。「下痢が出たから便秘が解消した」とは限りません。妊娠・授乳中、小児、腎疾患のある方、複数の薬を飲む方は「マイルドな薬なら安全」と決めず、製剤ごとの条件を相談してください。
市販薬は有効成分を確認し、同じ成分の便秘薬や健康茶を重ねないでください。漢方や健康茶にも大黄・センナのような刺激性成分が含まれる場合があります。甘草を含む製剤の重複は低カリウム血症などに注意が必要です。「天然だから安全」「体質改善で必ず治る」とは言えません。効かないからと自己増量せず、製品の使用期間・年齢・妊娠授乳・持病の注意に従ってください。
浣腸は局所に使うから副作用がないわけではありません。グリセリン浣腸は挿入時に直腸を傷つけると出血や溶血などの危険があります。無理に挿入する、立ったまま行う、自分で便をかき出すことは避け、製品説明や医療者の指導に従ってください。強い腹痛、膨満、嘔吐、出血があれば使用せず受診します。
食物繊維が不足していれば普段の食事で少しずつ補います。急に大量に増やすと張りや痛みが悪化する場合があり、便塞栓や腸閉塞が疑われる時は追加しません。水分は不足を避けますが、全員に毎日1.5〜2Lを追加で飲む指示はしません。心不全・腎疾患などで制限がある方は主治医の方針を優先します。
食事のリズムを整え、体力に合う散歩などで体を動かし、便意を無理に我慢しないことが役立つ場合があります。発酵食品・プロバイオティクスの効果には個人差があり、全員の便秘改善を保証しません。「薬を使わないこと」だけを治療目標にせず、つらさなく排便できる状態を目指します。
新たな便通変化、血便・タール状の黒色便、体重減少、貧血、家族に大腸がんの方がいる場合、市販薬で改善しない・繰り返す場合は内科や消化器内科に相談してください。便が細い、残便感があるだけでがんとは決められませんが、変化が続く場合は評価します。腹痛の記事も症状の整理に役立ちます。詳しい検査が必要かは診察で判断します。
何日という日数だけでは決まりません。硬便、強いいきみ、残便感、出しにくさや普段からの変化も見ます。毎日出すことを全員の目標にはしません。
必要に応じ継続する場合もありますが、長期使用、高齢者、腎機能低下では高マグネシウム血症に注意が必要です。腎機能が正常でも重い例があり、定期的な見直しを相談してください。
自己増量や複数製品の重複は避けてください。硬便、排便障害、便塞栓や別の病気などを見直す必要があります。強い腹痛や嘔吐・膨満があれば速やかに受診してください。
直腸や肛門での排便機能の問題、骨盤底の筋肉の協調障害などが考えられます。便を軟らかくする薬の増量だけで対処せず、診察で相談してください。
まず内科で相談できます。出血、体重減少、新たな便通変化などは消化器内科で詳しい評価が必要な場合があります。突然の激痛や意識異常などは119番です。
便秘薬の選び方や続く便秘は、当院の内科診療案内をご確認ください。必要な専門的評価は診察のうえ相談します。所在地はアクセスをご覧ください。救急症状があれば通常の受診を待たず対応してください。