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変形性膝関節症

変形性膝関節症について

膝の関節軟骨が減少することで、膝の痛み、曲げにくいなどの症状をきたす疾患です。

典型的な症状は、立ち上がりや歩行開始時の痛みを認め、休むと症状が改善します。症状が進行すると、痛みで階段の昇降や正座が困難となります。末期となると、安静時にも痛みを認めます。中高年の女性に多くみられ、肥満、膝関節の外傷などにより膝に負担がかかると変形性膝関節症となりやすいです。これらがなくてもなってしまうこともよくあります。

治療は、まず湿布を貼ったり鎮痛剤(痛み止め)の内服、サポーター、インソールなどです。それに加えて、痛み止めや炎症を抑える関節内注射をすることが当院のおすすめです。

これらを行っても症状が改善せず痛みが著しい場合は、脛骨骨切り術や人工関節置換術などの手術が必要となります。