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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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気管支喘息とは、気道が慢性的に炎症を起こし、空気の通り道が狭くなりやすくなる病気です。気道が過敏になることで、さまざまな刺激に反応して気管支が収縮し、呼吸困難や息切れ、咳、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという音)が生じます。
呼吸困難: 特に息を吐くときに苦しくなることが多いです。
喘鳴: 呼吸をするときにゼーゼー、ヒューヒューと音がすること。
咳: 特に夜間や早朝に強くなる傾向があります。
胸の圧迫感: 胸が締め付けられるような感じや重い感じがすること。
喘息の治療には、症状を抑えるための薬が重要な役割を果たします。喘息治療薬は主に2つのカテゴリーに分かれます発作時の症状を抑えるための薬(救急薬)と、長期的に症状をコントロールするための薬(コントローラー薬)です。
気管支喘息の原因は、アレルギーや気道の過敏性が影響していると考えられていますが、遺伝や環境要因も関係しています。
アレルギー: ダニ、花粉、ペットの毛、カビなどのアレルゲンが原因になることが多いです。
環境要因: タバコの煙、空気汚染、冷たい空気、運動なども発作を誘発することがあります。
感染症: 風邪などのウイルス感染が喘息発作を引き起こすこともあります。
ではここから、気管支喘息の治療薬について説明します。
発作が起こった際に素早く症状を緩和するために使用される薬です。気道を広げ、呼吸を楽にします。以下が代表的な薬の種類です:
短時間作用型β2刺激薬(SABA)
例: サルブタモール(商品名: ベネトリン、サルタノール
発作時にすぐに気道を拡げ、呼吸を助けます。吸入薬として使用されることが一般的です。
抗コリン薬
例: イプラトロピウム(商品名: アトロベント)
気道の筋肉を弛緩させ、呼吸を楽にします。SABAが効かない場合や併用されることがあります。
発作を予防し、長期的に症状をコントロールするために使用される薬です。定期的に使用することで、炎症を抑え、発作の頻度と重症度を減少させます。
吸入ステロイド薬(ICS)
例: フルチカゾン(商品名: フルタイド)、ブデソニド(商品名: パルミコート)
気道の炎症を抑え、喘息症状の悪化を防ぐために毎日使います。
長時間作用型β2刺激薬(LABA)
例: サルメテロール(商品名: セレベント)、ホルモテロール(商品名: オーキシス)
吸入ステロイドと併用することが多く、気道を長時間広げて呼吸を楽にします。単独で使用しないことが推奨されています。
ロイコトリエン受容体拮抗薬
例: モンテルカスト(商品名: シングレア)
気道の炎症を抑える薬です。錠剤として服用されることが一般的です。
抗IgE抗体治療薬
例: オマリズマブ(商品名: ゾレア)
重度のアレルギー性喘息に対して使用される生物学的製剤です。
特定の患者に適用される薬として以下のものもあります:
経口ステロイド薬
炎症を迅速に抑えるため、重度の発作や症状のコントロールが難しい場合に短期間使われます。ただし、副作用が強いため、長期使用は避けられます。
メチルキサンチン類
例: テオフィリン
気管支を拡げる効果があり、重症喘息患者に使用されることがあります。
一般的には、2のコントロール薬を常時使用し、気管支喘息の発作が起きたら1の救急薬を使用することが多いです。しかし喘息の治療薬は種類が多いので。どの薬を選択すべきかは、患者様の状態や病状、これまでの既往歴や常用薬によって違います。医師と相談し、適切な治療計画を立てることが重要です。また、吸入薬の使用方法やタイミングは非常に大切なので、指導に従って正確に使用しましょう。