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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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花粉症は、特定の植物の花粉に対して免疫系が過剰に反応することで起こるアレルギー症状のことです。主に春や秋に発症し、特定の季節に花粉が飛散することで症状が現れます。日本では、特にスギやヒノキの花粉が原因となることが多いですが、他にもイネ科やブタクサの花粉がアレルゲンとなることもあります。
花粉症は、花粉というアレルゲン(アレルギーの原因物質)に対して免疫系が異常反応を示すことによって起こります。花粉が体内に入ると、免疫系がこれを異物として認識し、抗体を作り出します。次回その花粉に触れたときに、過剰に免疫反応が起こり、アレルギー症状が引き起こされます。花粉症を引き起こす主な花粉は以下の通りです:
花粉症の症状は人によって異なりますが、主に以下のような症状が見られます:
花粉症は花粉が飛散する時期に症状が現れます。主な花粉の飛散時期は以下の通りです:
これらの時期に症状が強く現れるため、花粉の飛散状況に合わせて予防や治療が重要です。
花粉症の治療に使用される薬には、アレルギー反応を抑え、鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、鼻づまりといった症状を緩和するものが多くあります。花粉症の症状や個々の体質に応じて、以下のような薬が処方されます。
花粉が原因でヒスタミンが分泌され、アレルギー反応が引き起こされるのを抑える薬。くしゃみや鼻水、かゆみを抑える効果があります。例:セチリジン(ジルテック)、フェキソフェナジン(アレグラ)、ロラタジン(クラリチン)、エピナスチン(アレジオン)
これらの薬は眠気が出にくいタイプも多く、日常生活に支障をきたさないよう設計されています。
鼻の炎症を抑え、鼻づまりや鼻水などの症状を改善するために使われます。即効性はあまりないものの、継続して使用することで高い効果を発揮します。例:フルチカゾン(フルナーゼ)、モメタゾン(ナゾネックス)、ベクロメタゾン(リノコート)
ロイコトリエンという化学物質を抑えることで、気管支や鼻の炎症を軽減します。特に鼻づまりに効果があり、気管支ぜんそくと花粉症を併発している患者にも処方されることがあります。例:モンテルカスト(シングレア、キプレス)
目のかゆみや充血を抑えるために使用される薬。抗ヒスタミン作用や抗アレルギー作用を持つものが主です。例:オロパタジン(パタノール)、エピナスチン(エリザス)、ケトチフェン(ザジテン)
重症の花粉症の場合、一時的に強力な効果を持つ経口ステロイドが使われることがあります。ただし、長期間使用すると副作用のリスクが高まるため、短期間のみの使用に限られます。例:プレドニゾロン
生理食塩水などで鼻を洗浄することで、花粉やアレルゲンを除去し、症状の緩和を図ります。薬物治療と併用されることが多いです。
花粉症の根本的な治療法として、スギ花粉やダニに対する免疫療法があります。これは少量のアレルゲンを長期間にわたり体内に取り入れることで、体がアレルゲンに慣れていくことを目的としています。長期間の治療が必要ですが、効果が持続することが期待されます。例:シダトレン(スギ花粉舌下免疫療法)、ミティキュア(ダニ舌下免疫療法)
漢方薬は体質改善を目指す治療法で、花粉症の症状緩和に使われることがあります。例:小青竜湯(しょうせいりゅうとう): 鼻水やくしゃみを抑える効果があります。葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい): 鼻づまりや頭痛を緩和します。
花粉症に伴う不快な症状(鼻づまり、喉のかゆみなど)を緩和するための加湿器や空気清浄機の使用も有効です。
薬の選択は症状の重さや患者のライフスタイルに応じて異なりますので、医師と相談しながら適切な治療法を選ぶことが重要です。また、花粉飛散時期には外出時のマスク着用や、室内の清掃なども予防策として推奨されます。