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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 9:00~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ●※ |
午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨の密度が低下し、骨が弱くなって骨折しやすくなる病気です。骨はカルシウムやリンなどのミネラルが豊富に含まれており、これらが不足したり骨の形成と分解のバランスが崩れると骨がもろくなります。骨粗鬆症は特に高齢者や閉経後の女性に多く見られますが、男性や若年層にも発症することがあります。
骨粗鬆症はさまざまな原因によって引き起こされますが、主に以下の要因が影響します。
骨粗鬆症自体には初期段階では特別な症状がないことが多いですが、骨が弱くなることで骨折しやすくなり、次第に症状が現れます。主な症状は以下の通りです:
では、骨粗鬆症の治療薬について解説します。
骨吸収(骨が壊れるプロセス)を抑制し、骨密度を改善します。骨粗鬆症治療で最もよく使用される薬の一つです。
例:アレンドロネート(フォサマック)、リセドロネート(アクトネル)、イバンドロネート(ボナロン)。
エストロゲンの効果を模倣し、骨の健康を保ちながら副作用を最小限に抑える薬です。特に閉経後の女性に有効です。
例:ラロキシフェン(エビスタ)。
骨吸収を抑える作用があり、骨折後の痛みを軽減するためにも使用されます。カルシトニンは体内で自然に生成されるホルモンですが、薬として投与される場合もあります。
例:エルカトニン(エルシトニン)。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の形成を促進します。特に骨が弱くなりやすい高齢者やカルシウム不足が疑われる場合に使われます。
例:アルファカルシドール(ワンアルファ)、カルシトリオール(ロカルトロール)。
骨を新しく作り出す作用を持つ薬です。特に骨折リスクが高い患者や、ビスホスホネート系薬で十分な効果が得られない場合に使われることがあります。
例:テリパラチド(フォルテオ)、ロモソズマブ(イベニティ)。
破骨細胞(骨を壊す細胞)の働きを抑制することにより、骨吸収を抑えます。皮下注射で投与され、特にビスホスホネート系薬に効果がない場合や使用できない場合に処方されます。
例:デノスマブ(プラリア)。
骨の健康を維持するために必要なカルシウムを補うために使用されます。単独で使用することは少なく、ビタミンDや他の骨粗鬆症治療薬と併用されることが多いです。
閉経後の女性に対してエストロゲンを補充し、骨密度を保つために使用されますが、長期間使用する場合はリスクも伴うため、慎重に使用されます。
骨形成を促進し、骨吸収を抑制する作用を併せ持つ薬ですが、日本では使用が制限されています。
これらの薬は、患者の年齢、性別、骨密度の状態、その他の健康状態などに応じて選ばれます。また、食事や運動といった生活習慣の改善も重要ですので、総合的な治療が推奨されます。