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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 9:00~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ●※ |
午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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高血圧(Hypertension)とは、血圧が慢性的に正常範囲を超えて高い状態を指します。血圧が高いと心臓や血管に負担がかかり、心血管疾患(脳卒中、心筋梗塞、心不全など)のリスクが高まります。
高血圧の診断には、診察室血圧(病院で測る血圧)と家庭血圧(自宅で測る血圧)の両方が用いられます。
分類 | 診察室血圧(mmHg) | 家庭血圧(mmHg) |
---|---|---|
正常血圧 | 収縮期(上)120未満 かつ 拡張期(下)80未満 | 収縮期(上)115未満 かつ 拡張期(下)75未満 |
正常高値血圧 | 収縮期120~129 かつ 拡張期80未満 | 収縮期115~124 かつ 拡張期75未満 |
高値血圧(前高血圧) | 収縮期130~139 または 拡張期80~89 | 収縮期125~134 または 拡張期75~84 |
高血圧(治療対象) | 収縮期140以上 または 拡張期90以上 | 収縮期135以上 または 拡張期85以上 |
※ 家庭血圧の方が診察室血圧より低くなる傾向があります。
高血圧の診断には、複数回の血圧測定が必要です。1回の測定だけで高血圧と診断することはありません。
高血圧が続いている場合、以下の検査を行い、原因や合併症の有無を確認します。
🔹 血液検査(腎機能、脂質、糖尿病の確認)
🔹 ホルモン検査(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫などを疑う)
🔹 腎エコー・CT(腎動脈狭窄症や腎疾患の評価)
高血圧の治療には、生活習慣の改善と薬物療法の2つのアプローチがあります。
高血圧の軽症例(収縮期140未満)では、まず生活習慣の改善を行います。
✅ 減塩(食塩摂取量6g未満)
✅ 適度な運動(ウォーキング30分/日、週5日以上)
✅ 体重管理(BMI 25未満を目標)
✅ 禁煙・節酒(アルコール摂取量を適量に抑える)
✅ カリウム・マグネシウムの摂取(野菜・果物・ナッツ類)
✅ ストレス管理・十分な睡眠(7時間以上)
生活習慣の改善だけで血圧が十分に下がらない場合や、収縮期血圧が160以上の場合は薬物療法を開始します。
薬の種類 | 代表薬 | 作用 |
---|---|---|
Ca拮抗薬 | アムロジピン、ニフェジピン | 血管を拡張して血圧を下げる |
ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬) | ロサルタン、テルミサルタン | 血管を拡張し、心臓や腎臓を保護 |
ACE阻害薬 | エナラプリル、リシノプリル | 血管を拡張し、心臓負担を軽減 |
利尿薬 | ヒドロクロロチアジド、スピロノラクトン | 余分な塩分と水分を排出し血圧を下げる |
β遮断薬 | ビソプロロール、アテノロール | 心拍数を抑えて血圧を下げる |
💡 治療のポイント
高血圧が長期間続くと、血管や臓器にダメージを与え、重篤な疾患のリスクが増加します。
✅ 脳血管障害(脳卒中、脳出血、脳梗塞)
✅ 心血管疾患(心筋梗塞、狭心症、心不全)
✅ 腎不全(慢性腎臓病)
✅ 眼疾患(高血圧性網膜症、視力障害)
血圧をしっかり管理し、健康を守ることが大切です。