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初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2・第4土曜日は休診
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風邪、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)、インフルエンザは症状が重なるため、症状だけで確実に見分けることはできません。検査が役立つ場合はありますが、検査時期や検体採取の状態によって陰性になることもあります。症状の経過、重症化リスク、診察所見と検査結果を合わせて判断することが大切です。
発熱、咳、のどの痛み、鼻水、頭痛、筋肉痛、倦怠感などは、いずれでもみられます。急な高熱や強い全身症状はインフルエンザで目立つ傾向がありますが、COVID-19でも高熱や筋肉痛が出ることがあり、インフルエンザでも軽症や発熱のない場合があります。
高齢者、免疫抑制状態の方、基礎疾患のある方では典型的な症状がそろわないこともあります。症状の組み合わせだけで自己診断せず、流行状況、接触歴、発症からの時間、診察と必要な検査を総合して評価します。
鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳などが中心となることが多い一方、原因となるウイルスはさまざまで、発熱や全身症状を伴うこともあります。「軽いから風邪」とは断定できません。
COVID-19では、発熱、咳、のどの痛み、鼻症状、倦怠感、頭痛、筋肉痛、味覚・嗅覚の変化などがみられます。多くの方は軽症で経過しますが、年齢、基礎疾患、免疫状態などによって重症化リスクは異なり、若く健康であっても一律に安全とはいえません。
インフルエンザでは、急な発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、関節痛、倦怠感に加えて、咳やのどの痛みなどがみられます。ただし、症状の出方には個人差があり、高熱がない場合もあります。
次の表は一般的な傾向であり、診断基準ではありません。同じ症状でも病気や重症度は異なるため、表だけで判断しないでください。
| 特徴 | 一般的な風邪 | COVID-19 | インフルエンザ |
|---|---|---|---|
| 症状の始まり方 | 徐々に現れることが多い | 徐々に、または急に現れる | 急に現れることが多い |
| 発熱 | ない場合や軽度の場合がある | 高熱から無熱まで幅がある | 高熱が多いが、無熱・軽症もある |
| 全身症状 | 比較的軽いことが多い | 倦怠感、頭痛、筋肉痛などがあり得る | 悪寒、頭痛、筋肉痛などが目立つことがある |
| 呼吸器症状 | 鼻・のどの症状や咳 | 咳、のどの痛み、鼻症状など | 咳、のどの痛み、鼻症状など |
COVID-19、インフルエンザともに発熱がない、または測定時には熱が下がっている場合があります。解熱鎮痛薬の使用、年齢、免疫状態なども体温に影響します。発熱の有無だけで感染を否定せず、咳、のどの痛み、倦怠感などの経過も確認します。
COVID-19とインフルエンザに同時に感染することはあります。一方だけが陽性でも、症状や流行状況によっては別の感染症の併存を考える場合があります。同時感染の有無や重症度は症状だけでは判断できません。
検査は、原因を推定し、抗ウイルス薬を検討するか、重症化リスクのある方や周囲への対応をどうするかを判断する手がかりになります。ただし、すべての方に検査が必須とは限らず、検査だけで完全に診断できるわけでもありません。症状、発症時期、年齢、持病、妊娠、周囲の状況などから必要性を判断します。
インフルエンザ治療薬もCOVID-19治療薬も全員に必要なわけではありません。発症からの期間や重症化リスク、腎・肝機能、妊娠、併用薬などを踏まえて医師が検討します。抗菌薬はこれらのウイルス自体には効かず、細菌感染の合併が疑われる場合などに限って検討されます。
ウイルスの抗原を調べる検査で、比較的短時間で結果が得られます。一方、ウイルス量が少ない時期、検体採取が十分でない場合などには偽陰性となることがあります。鼻腔ぬぐい液、鼻咽頭ぬぐい液、唾液など、使用できる検体は製品や検査法ごとに異なり、同じものとして扱うことはできません。
ウイルスの遺伝子を増幅して検出する検査です。一般に抗原定性検査より少ないウイルス量を検出できる場合がありますが、検査時期や検体の種類・状態によって結果の解釈が必要です。感染性が低下した後も陽性が続く場合があり、結果だけで他人へ感染させる可能性を判断するものではありません。
承認された同時抗原検査では、一度の検体採取でCOVID-19とインフルエンザA/Bの抗原を調べられる製品があります。ただし、両方陰性でも感染を完全には否定できず、ほかの呼吸器感染症や肺炎などもあり得ます。検査法は症状や発症時期、医療機関の体制に応じて選ばれます。
「発症後何時間なら必ず正確」という一律の時点はありません。発症直後はウイルス量が十分でなく、抗原検査で陰性になる場合があります。一方、抗ウイルス薬は開始時期が判断に関係するため、重症化リスクがある、症状が強い、急に悪化した場合は、検査のために日数を待たず医療機関へ相談してください。
発症した日時、最初の症状、現在の症状、解熱鎮痛薬の使用を受診時に伝えると、検査時期を判断する助けになります。
陰性は「検体から検出できる量の抗原が確認されなかった」という結果であり、感染していないことの保証ではありません。発症早期、ウイルス量、検体の種類、採取方法、検査手順などが結果に影響します。
陰性でも症状が続く・悪化する、濃厚な接触機会があった、重症化リスクがある場合は、経過に応じて医療機関への相談や別の検査、再検査を検討します。再検査の時期は一律に決めず、使用した製品の添付文書や最新の公的案内、医療者の判断に従ってください。
国が承認した「体外診断用医薬品」または薬局等で販売される「第1類医薬品」と表示された製品を選び、添付文書どおりに採取・判定してください。「研究用」と表示された製品は、国が性能を確認した診断用キットではないため、感染の診断目的には使用しないでください。
陽性の場合や、陰性でも症状が強い・続く場合は医療機関へ相談してください。市販キットの結果だけで治療薬の要否、出勤・登校の可否、感染性を自己判断しないことが大切です。
同時検査が両方陰性でも、検査時期による偽陰性のほか、RSウイルスなど別のウイルス感染症、細菌感染、肺炎、尿路感染症など、発熱や全身症状を起こす別の病気があります。症状が改善しない、いったん改善して再び悪化する場合は再評価が必要です。
結果を待つ間や呼吸器症状がある間は、無理な外出を控え、換気、手指衛生、咳エチケット、状況に応じたマスク使用などで周囲への感染を減らします。同居家族に高齢者や基礎疾患のある方がいる場合は、可能な範囲で接触を減らしてください。
陽性後の療養は体調と最新の公的案内に従います。COVID-19は感染症法上5類で、一般の方に法的な外出自粛を一律に求める仕組みではありませんが、発症後しばらくは周囲へうつす可能性があるため配慮が必要です。呼吸状態や全身状態が悪化した場合は、検査結果にかかわらず受診してください。
学校では、インフルエンザは原則「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで」、COVID-19は原則「発症した後5日を経過し、かつ症状が軽快した後1日を経過するまで」が出席停止の基準です。学校医などが感染のおそれがないと認めた場合の例外もあるため、学校・園の案内をご確認ください。
職場復帰には学校と同じ一律の法定期間があるわけではありません。体調、周囲への感染対策、勤務内容、勤務先の就業規則を確認してください。厚生労働省は、職場が陰性証明や治癒証明を一律に求めることは望ましくないと案内しています。
発熱や呼吸器症状が続く、症状が強い、水分や食事が取りにくい、いったん改善後に悪化した場合は受診をご検討ください。高齢者、妊婦、乳幼児、免疫抑制状態の方、心肺疾患・腎疾患・糖尿病などの基礎疾患がある方は、早めの相談が必要になる場合があります。発熱を伴う方は発熱外来の受診方法をご確認ください。
緊急性が高い場合は通常外来を待たず、救急要請を検討してください。
当院では、症状、発症時期、重症化リスク、服薬状況を確認し、診察所見に応じてCOVID-19抗原検査やインフルエンザA/B抗原検査などを検討します。すべての方に同じ検査を行うものではなく、同時検査の実施を一律に保証するものでもありません。入院治療や高度な検査が必要な場合は適切な医療機関へ紹介します。
受診前に発熱外来・感染症外来の案内をご確認ください。一般的な内科症状の相談は内科、所在地・交通案内はアクセスをご覧ください。
風邪、COVID-19、インフルエンザは症状だけで確実に見分けられません。検査は診断や治療判断の手がかりになりますが、陰性でも感染や別の病気を否定できない場合があります。発症時期、症状の経過、患者背景と合わせて判断し、強い症状や急な悪化があれば検査結果を待たず受診してください。