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アレルギー検査のVIEW39とは?

VIEW39」は、39種類のアレルギー物質に対するIgE抗体の有無を血液検査で調べる アレルギー検査です。この検査により、どのアレルゲンに反応しているかを特定し、適切な治療や生活習慣の改善に役立てることができます。

検査対象となるアレルゲンの種類

VIEW39で検査されるアレルゲンは、大きく以下の5つのカテゴリーに分類されます:

  1. 吸入系アレルゲン
    • スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどの花粉
    • ハウスダスト、ダニ、ネコやイヌの皮屑など
  2. 食物系アレルゲン
    • 卵白、ミルク、小麦、大豆、ピーナッツなど
    • エビ、カニ、サケ、マグロなどの魚介類
  3. 昆虫系アレルゲン
    • ガ、ゴキブリなど
  4. 真菌系アレルゲン
    • カビ類(アルテルナリア、アスペルギルスなど)
  5. その他
    • ラテックスなど

これらのアレルゲンに対するIgE抗体の有無を調べることで、アレルギーの原因特定が可能となります。

検査の方法と費用

VIEW39は、血液検査 により行われます。採血を行い、その血液サンプルを専門の検査機関で分析します。検査結果は数日から1週間程度で判明します。

「VIEW39」の検査費用は、保険適用の有無医療機関によって異なります。

  • 保険適用の場合:アレルギー症状があり、医師が検査の必要性を認めた場合、保険が適用されます。この場合、3割負担で約5,000円程度の費用がかかります。
  • 自費診療の場合:症状がなく、自己判断で検査を希望する場合は保険適用外となり、約15,000円の費用がかかることがあります。
  • また、中学生以下の場合、自治体の助成により検査費用が無料となるケースもあります。詳細は各自治体や医療機関に確認してください。

なお、費用は医療機関によって異なる場合がありますので、検査を希望される際は、事前に受診予定の医療機関に直接お問い合わせいただくことをおすすめします。

検査を受ける際の注意点

  • 医師の診断が必要:VIEW39は医師の判断のもとで行われる検査です。自己判断での検査は避け、専門医に相談してください。
  • 検査結果の解釈:検査結果は、あくまで参考値であり、陽性反応が出たからといって必ずしも症状が出るとは限りません。医師と相談し、総合的な判断を行うことが重要です。
  • 検査前の準備:特別な準備は必要ありませんが、検査前に医師からの指示がある場合は従ってください。

アレルギー症状でお悩みの方は、専門医に相談し、適切な検査と治療を受けることが大切です。

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