健康診断

雇入健康診断

雇入検診の対象となるのは、新たに雇用する正社員の労働者です。
パートタイム労働者でも、正社員の勤務時間の3/4以上勤務するものは、雇入検診の対象となります。

検査項目は以下です。

  • 既往歴、業務歴、既往歴、自覚症状に関する問診
  • 身長、体重、腹囲
  • 視力、聴力
  • 胸部レントゲン写真検査
  • 血圧測定
  • 血液検査(血算、AST、ALT、γ-GTP、TG、LDL-C、HDL-C、空腹時血糖、HbA1c)
  • 尿検査(尿糖、尿蛋白)
  • 心電図検査

また入職3ヶ月以内に上記項目を全て行っており健康診断書を提出することができれば、雇入検診は省略可能です。

定期健康診断

定期健康診断とは、正社員および正社員の労働時間の3/4以上勤務するパートタイム労働者が受ける健康診断です。年に1回行われます。また常50人以上の労働者を雇用する事業者は、定期健康診断結果報告書を所轄労働基準監督署長に提出する義務があります。

  • 既往歴、業務歴、既往歴、自覚症状に関する問診
  • 身長、体重、腹囲
  • 視力、聴力
  • 胸部レントゲン写真検査、喀痰検査
  • 血圧測定
  • 血液検査(血算、AST、ALT、γ-GTP、TG、LDL-C、HDL-C、空腹時血糖、HbA1c)
  • 尿検査(尿糖、尿蛋白)
  • 心電図検査

定期健康診断は、医師が不要と判断すれば以下の項目を省略できます。

  • 身長(20歳以上)
  • 腹囲(40歳未満)
  • 胸部レントゲン検査、喀痰検査
  • 血液検査
  • 心電図検査

肺癌結核検診

肺がん・結核検診の対象者は40歳以上の方です。
検査内容は問診、胸部レントゲン写真撮影です。50歳以上で喫煙本数が多く、かつ喫煙期間が長い方は喀痰細胞診を実施します。

それぞれを医師が判読して異常所見があった場合は、胸部レントゲン写真の再検査、胸部CT検査で精密検査を行います。

大腸癌検診

大腸癌検診が推奨される年齢は40歳以上です。

大腸癌検診では2日分の便を採取して血が混じっているかを見る便潜血検査をします。

便潜血陽性、つまり便に血が混じっているということは、大腸癌や大腸の炎症などの疾患の可能性があります。

大腸癌検診で異常があった場合、大腸カメラ(下部内視鏡検査)をすることを推奨されています。

肝炎ウイルス検診

肝炎ウイルス検診で、B型肝炎の原因となるHBs抗原、C型肝炎の原因となるHCV抗体を血液検査で測定します。

B型肝炎とC型肝炎に感染しても初期は無症状ですが、進行すると肝硬変や肝細胞癌となる可能性があります。会社や学校などの定期健康診断では調べない項目なので、検査しておくことを推奨します。

前立腺癌検診

前立腺癌検診とは、前立腺癌の早期発見を目的としたものです。

検査方法は血液検査です。PSAという数値を測定します。PSAは4 ng/ml以上が高値です。

PSA値は前立腺癌以外にも、前立腺炎、前立腺肥大症でも上昇します。なのでPSAが高値の場合これらの疾患の可能性が考えられるので、泌尿器科で超音波検査や直腸診検査などの精密検査を受けることを推奨します。

クリニック案内

西新宿今野クリニック

西新宿駅から徒歩3分

医療機関名
西新宿今野クリニック
住 所
〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-21-7

診療科目

整形外科、脳神経内科(神経内科)、内科、リハビリテーション科

電話番号
03-3371-5813