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喘息(気管支喘息)の症状・検査・治療について|西新宿の内科

西新宿で喘息(気管支喘息)、長引く咳、ゼーゼー・ヒューヒューする呼吸、息苦しさについて受診先をお探しの方へ。喘息は小児だけでなく成人にもみられ、症状の現れ方や強さは時間とともに変化します。咳や喘鳴だけで喘息と決めつけず、経過、診察、必要な検査を合わせて評価することが大切です。当院の内科で初期評価を行い、必要に応じて専門医療機関と連携します。

喘息(気管支喘息)とは

喘息は、気道に慢性的な炎症があり、さまざまな刺激に対して気道が狭くなりやすくなる病気です。気流制限と、咳・喘鳴・息苦しさなどの症状が変動することが特徴ですが、症状が落ち着いている時期には診察で異常が目立たない場合もあります。

アレルギーが関係する場合と、明らかなアレルギーが確認できない場合があります。成人になって初めて発症することもあり、年齢や体質だけで判断することはできません。

喘息の主な症状

運動、冷気、呼吸器感染症、アレルゲンなどをきっかけに症状が強くなる場合があります。ただし、咳や喘鳴は喘息以外の病気でも起こり、喘鳴が目立たないからといって喘息を完全に否定できるものでもありません。

咳だけが続く場合と咳喘息

喘鳴や明らかな呼吸困難が目立たず、咳が主症状となる咳喘息があります。典型的な気管支喘息と共通する特徴はありますが、同一と決めつけることはできません。風邪のあとも咳が続く、夜間・早朝に咳が出る場合も、感染後咳嗽、鼻・副鼻腔の病気、胃食道逆流症などを含めて評価します。

喘息の原因・悪化因子

喘息の発症や悪化には、ダニ・ほこり・花粉などのアレルゲン、風邪などの呼吸器感染症、喫煙・受動喫煙、運動、冷気、大気汚染、心理的負担や睡眠不足、一部の薬剤などが関係する場合があります。悪化因子は人によって異なり、一つだけとは限りません。

薬剤との関係が疑われても、処方薬を自己判断で中止しないでください。使用中の薬と症状が始まった時期を確認し、処方医や薬剤師へ相談します。アレルギー症状がある方はアレルギー外来の情報もご確認ください。

喘息の診断

喘息は、咳や喘鳴などの症状だけで確定するものではありません。症状が起こる時間帯、繰り返し方、悪化因子、既往歴・家族歴、治療への反応を確認し、診察、呼吸機能、気流制限の変動などを総合して判断します。

COPD、感染症、心疾患、声帯の異常、胃食道逆流症などでも似た症状がみられるため、患者さんの背景に応じてほかの病気を除外することも重要です。

喘息で行う診察・検査

当院で行う初期評価

当院では、症状の経過や悪化因子、喫煙歴、服薬歴を確認し、診察・聴診、酸素飽和度測定などを行います。症状や診察所見に応じて、炎症やアレルギーの参考となる血液検査、肺炎などほかの病気を確認する胸部レントゲン、必要性を判断した画像検査を検討します。すべての方に同じ検査を行うものではありません。

呼吸機能検査などの専門評価

喘息の診断では、呼吸機能検査で気流制限とその変動を確認することがあります。FeNO(呼気中一酸化窒素濃度)、気道可逆性試験、詳しいアレルギー検査などが必要な場合は、実施可能な呼吸器内科・専門医療機関と連携します。これらを当院ですべて一律に実施するという意味ではありません。

CTは胸部レントゲンや診察だけでは評価しにくい別の病気が疑われる場合などに必要性を判断します。通常の喘息診療で全員にCTやMRIを行うものではなく、画像検査だけで喘息を確定できるものでもありません。

喘息の治療

症状を安定させるための長期管理

喘息治療では、気道の炎症を抑える吸入ステロイドを含む吸入治療が中心です。症状や重症度に応じて、ICS/LABAなどの配合吸入薬、気管支拡張薬、ロイコトリエン受容体拮抗薬などを検討します。重症例では、呼吸器内科で生物学的製剤などの専門治療を検討する場合があります。

薬の選択や使い方は、症状の頻度、増悪歴、年齢、併存疾患、副作用などによって異なります。特定の薬がすべての方に最もよいわけではありません。吸入ステロイドは局所に作用する薬ですが副作用が全くないわけではないため、吸入後のうがいや定期的な評価を行い、自己判断で増量・減量・中止しないことが大切です。

感染症と抗菌薬

抗菌薬は喘息そのものを治療する薬ではありません。細菌感染症の合併が疑われる場合に必要性を判断します。発熱やのどの痛みなどを伴う場合は、発熱外来インフルエンザ新型コロナウイルス感染症を含めて評価することがあります。

喘息発作・急な悪化への対応

普段の長期管理と、急性増悪時の対応は異なります。発作時の吸入薬を処方されている方は、あらかじめ医師から説明された使用方法に従ってください。症状が強い場合に、自宅で長時間様子を見ることは避けてください。

早急な受診・救急要請を考える症状

  • 安静にしていても強く息苦しい
  • 息苦しくて会話や歩行が困難
  • 唇や顔色が紫色・青白く見える
  • 意識がぼんやりする、反応が悪い
  • 症状が急速に悪化している
  • 指示された発作時吸入薬を使用しても強い症状が改善しない

これらは重い喘息増悪のほか、肺炎、気胸、心疾患などでもみられます。特定の数値だけで判断せず、通常外来を待たず早急な医療機関受診や救急要請を検討してください。

喘息を悪化させないために

  • 禁煙し、受動喫煙をできるだけ避ける
  • 症状が出た時間、場所、行動などを記録し、悪化因子を把握する
  • 処方された吸入薬を指示どおり継続する
  • 吸入手技を定期的に確認する
  • 症状がなくても必要な定期診察を受ける

環境調整だけで必ず発作を防げるわけではありません。症状が落ち着いていても気道の炎症が続いている場合があるため、治療の中止・変更は医師と相談してください。

西新宿で喘息症状が気になる方へ

長引く咳、繰り返す喘鳴、夜間・早朝の息苦しさがある場合は、喘息だけでなく感染症や心肺の病気なども含めて原因を確認します。症状が続く、日常生活や睡眠に支障がある、以前より悪化している場合は内科へご相談ください。強い呼吸困難や会話困難、意識状態の変化がある場合は通常外来を待たず緊急対応を検討してください。関連する体調変化は症状別一覧でも確認できます。