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【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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Toggle肺炎は、日本において高齢者の死亡原因の上位を占める病気の一つです。その肺炎の中で、最も多い原因菌が「肺炎球菌」です。肺炎球菌ワクチンは、この肺炎球菌による重い感染症を予防し、重症化を防ぐために行われる重要な予防接種です。
肺炎球菌は、鼻やのどに常在していることのある細菌で、健康なときには問題を起こさないこともあります。しかし、加齢や病気、疲労などによって免疫力が低下すると、肺炎や中耳炎、副鼻腔炎などを引き起こすことがあります。特に注意が必要なのが、侵襲性肺炎球菌感染症です。これは、菌が血液や髄液に入り込み、菌血症や髄膜炎を起こす状態で、命に関わることもあります。高齢者や基礎疾患のある方では、重症化のリスクが高くなります。
肺炎球菌ワクチンの目的は、肺炎球菌感染症を完全に防ぐことではなく、重症化や死亡のリスクを下げることです。ワクチンを接種することで、感染した場合でも症状が軽く済む可能性が高くなります。特に高齢者では、肺炎をきっかけに体力が低下し、寝たきりや介護が必要になるケースもあります。そのため、肺炎を「防ぐ」「重くしない」ことは、生活の質を保つうえでも非常に重要です。
日本で使用されている肺炎球菌ワクチンには、主に2種類があります。
1つは23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23)で、幅広い型の肺炎球菌に対応しています。主に高齢者を対象に使用されており、定期接種として行われることもあります。もう1つは13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)で、免疫をしっかりつけやすい特徴があります。医師の判断で、基礎疾患のある方などに使用されることがあります。どちらを接種するか、また接種の順番については、年齢や健康状態、過去の接種歴を考慮して決められます。
肺炎球菌ワクチンは、特に以下のような方に勧められます。
自治体によっては、定期接種や助成制度が設けられている場合もあります。
接種後には、接種部位の腫れや痛み、軽い発熱、だるさなどがみられることがあります。ほとんどは数日以内に自然に改善します。重い副反応はまれですが、気になる症状があれば医療機関に相談しましょう。
肺炎球菌ワクチンは、高齢者の肺炎重症化を防ぐための重要な予防接種です。肺炎は一度かかると体力を大きく消耗し、その後の生活に影響を及ぼすこともあります。「まだ元気だから大丈夫」と思わず、年齢や体調に応じて、ワクチン接種を検討することが大切です。不安や疑問がある場合は、医師に相談し、自分に合った接種方法を選びましょう。