メニュー

捻挫

捻挫について

捻挫は、関節を支える靱帯が急な力やひねりによって損傷する怪我の一つで、日常生活やスポーツの場面でよく見られます。特に足首の捻挫が最も多く、歩行や運動中に起こりやすいのが特徴です。捻挫は靱帯の損傷度合いによって軽度から重度まであり、軽い場合は日常生活に支障が少ないこともありますが、重症では関節の不安定性や長期のリハビリが必要になることもあります。捻挫の症状としては、関節周囲の腫れや痛み、内出血による皮膚の変色、関節の動かしにくさがあります。受傷直後は痛みのため歩行が困難になることもあります。軽度の捻挫では、安静にしていれば数日から数週間で回復することもありますが、靱帯が完全に断裂している場合や複数の靱帯が損傷している場合には、医療機関での診断と治療が必要です。

治療の基本はRICE療法で、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)を行うことが推奨されます。受傷直後は冷却や圧迫によって腫れや痛みを抑え、安静と挙上で関節にかかる負担を減らします。その後、必要に応じてサポーターやテーピングで固定し、靱帯の安定性を保ちながら徐々にリハビリを開始します。運動療法やストレッチにより関節の可動域や筋力を回復させることも重要です。

捻挫は適切に治療しないと、関節の不安定性や慢性的な痛み、再発のリスクが高まります。そのため、軽度であっても腫れや痛みが強い場合には早めに医療機関で診断を受けることが勧められます。また、スポーツや日常生活においては、ウォーミングアップや適切な靴の着用、関節周囲の筋力強化が捻挫予防に効果的です。捻挫は誰にでも起こりうる身近な怪我ですが、正しい対処と予防を心がけることで、回復を早め、再発を防ぐことができます。

転倒やスポーツ中のけがなどで関節をひねったあと、痛みや腫れが出ることがあります。このような場合、捻挫を疑う方も多いと思われます。捻挫が疑われる場合は、整形外科を受診するのが基本です。整形外科は、骨や関節、靱帯、筋肉など運動器のけがや病気を専門に診療する診療科です。捻挫では、関節を支えている靱帯が伸びたり、部分的に損傷したりしていることが多く、レントゲン検査などで骨折がないかを確認したうえで診断が行われます。捻挫は軽いけがと思われがちですが、適切な治療を行わないと、痛みや不安定感が長引くことがあります。また、捻挫だと思っていても、実際には骨折や靱帯断裂が隠れていることもあります。痛みが強い場合や腫れが引かない場合、体重をかけると痛む場合には、早めに受診することが大切です。関節をひねったあとに違和感が続く場合は、自己判断せず、整形外科で相談することが重要です。早めの受診が、後遺症の予防につながります。