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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 9:00~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ●※ |
午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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アレルギーとは、免疫システムが本来無害である物質(アレルゲン)に対して過剰に反応し、体に不快な症状を引き起こす現象です。アレルゲンには、花粉、ハウスダスト、食べ物、動物の毛、ダニ、カビなどが含まれ、アレルギーの反応は接触するアレルゲンによって異なります。
通常、免疫システムは体に有害なウイルスや細菌に対抗して体を守る働きをします。しかし、アレルギー反応が起こる場合、免疫システムがアレルゲンを「有害」と誤って認識し、抗体(IgE抗体)を生成します。この抗体がアレルゲンに再度接触すると、体内でヒスタミンなどの化学物質が放出され、さまざまな症状を引き起こします。
アレルギーにはさまざまな種類があり、症状も異なります。以下は主なアレルギーの種類とそれぞれの症状です:
1. 抗ヒスタミン薬
ヒスタミンがアレルギー症状を引き起こすのを防ぐ薬です。くしゃみ、鼻水、かゆみなどの症状に効果があります。
第1世代:眠気や口の渇きといった副作用が多い(例:ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン)
第2世代:副作用が少なく、日中に使用しやすい(例:フェキソフェナジン、ロラタジン、セチリジン)
2. ロイコトリエン受容体拮抗薬
ロイコトリエンという物質が引き起こす炎症や気道収縮を抑える薬です。喘息や鼻炎に使用されることが多いです。
例:モンテルカスト(商品名:シングレア)
3. ステロイド薬
強力な抗炎症作用があり、アレルギーの症状を効果的に抑えます。特に重度のアレルギーや喘息に使用されます。
局所ステロイド(点鼻薬、目薬、吸入薬):例:フルチカゾン、モメタゾン。
内服ステロイド:例:プレドニゾロン
4. クロモグリク酸薬
肥満細胞からヒスタミンが放出されるのを防ぎます。主にアレルギー性結膜炎やアレルギー性鼻炎に使われます。
例:クロモグリク酸ナトリウム
5. 免疫療法(減感作療法)
少しずつアレルゲンを体内に入れることで、体がアレルゲンに対する耐性を持つようにする治療法です。
6. デュピルマブ(抗IL-4/IL-13抗体薬)
アトピー性皮膚炎や喘息に対する新しい生物学的製剤。重症のアレルギー患者に使用されます。
7. その他の薬
去痰薬:気道の粘液を減らし、呼吸を楽にする(例:カルボシステイン)。
血管収縮薬:鼻詰まりを緩和するために使用される(例:オキシメタゾリン)。
これらの薬は、症状の重さやタイプによって使い分けられます。
一般的には、1の抗ヒスタミン薬、2のロイコトリエン受容体拮抗薬を処方されることが多いです。これらの薬でも効果がない、または副作用の眠気やふらつきが強い場合は、多剤も併用して飲みます。またアレルギーの引き金となるアレルゲンの暴露を避けることも、非常に重要となります。
処方する医師としっかり相談してから、内服するようにしてください。