メニュー
整形外科はこちら
脳神経内科はこちら
内科はこちら
健康診断はこちら
ワクチンはこちら
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 9:00~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ●※ |
午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 9:00~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ●※ |
午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
しびれは、さまざまな原因によって引き起こされる症状で、末梢神経や中枢神経の障害が関与しています。主な原因は以下の通りです。
1. 神経圧迫や血行不良
手根管症候群
手首の手根管内で正中神経が圧迫されることによって指にしびれや痛みが生じます。特に長時間手を使う動作や姿勢が影響します。
坐骨神経痛(坐骨神経障害)
腰から脚にかけての坐骨神経が圧迫されることで、下肢にしびれや痛みが出ます。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が原因になることがあります。
脊椎や頸椎の問題(椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症)
頚椎や腰椎で神経が圧迫され、肩や腕、脚などにしびれや痛みが出ます。
2. 神経障害(ニューロパチー)
糖尿病性末梢神経障害
長期間の高血糖により末梢神経が障害され、手足にしびれが生じることがあります。初期には足の指先にしびれを感じることが多いです。
ビタミン欠乏(ビタミンB12欠乏など)
ビタミンB12不足は神経障害の原因となり、しびれを引き起こします。貧血や長期間の偏った食事が原因となることがあります。
3. 血管の問題
動脈硬化
動脈硬化により血流が悪くなることで手足にしびれを感じることがあります。糖尿病や高血圧などが動脈硬化のリスクになります。
末梢動脈疾患(PAD)
脚や腕の動脈が狭窄・閉塞することで血流が低下し、しびれや痛みが現れることがあります。
4. 中枢神経の障害
脳卒中(脳梗塞、脳出血)
脳の血流が悪化すると、体の一部にしびれが突然生じることがあります。顔や手足など、片側にだけ症状が出ることが多いです。
多発性硬化症
中枢神経の障害で、免疫系が神経を攻撃する自己免疫疾患です。しびれのほか、視覚障害や運動障害も起こることがあります。
5. その他の原因
筋緊張
長時間の姿勢維持やストレスなどで筋肉が緊張し、その結果、神経が圧迫されてしびれを感じることがあります。
アルコール依存症
長期的なアルコール摂取が神経障害を引き起こすことがあります。
薬剤性
一部の抗がん剤や抗生物質などの薬剤が副作用としてしびれを引き起こすことがあります。
しびれ(感覚の異常や感覚の低下)の診断では、どこに・どんな風にしびれているかを手がかりにして、神経・血管・筋肉・内科的な病気などの原因を探るために、以下のような診察・検査が行われます。
1. 問診(最も重要)
医師が聞くポイント
2 診察
3 血液検査
4 画像検査
5 神経伝導速度検査、筋電図
しびれの治療に使われる薬は、その原因に応じて異なります。しびれの原因には、神経障害、血行不良、糖尿病、脊椎の問題などがあり、それぞれに応じた薬が使用されます。以下は、しびれを改善するために使われる主な薬の種類です。
1.ビタミンB群(ビタミンB12、B6)
神経の健康を保つために必要なビタミンです。特にビタミンB12が不足すると末梢神経の機能が低下し、しびれを引き起こすことがあります。神経の再生や修復に役立ちます。例:メコバラミン(メチコバール)、ピリドキシン(ビタミンB6)
2. 抗けいれん薬(神経障害性疼痛に対する薬)
神経障害による痛みやしびれを緩和するために使用される薬。神経の興奮を抑えることで、しびれを改善します。糖尿病性神経障害や帯状疱疹後神経痛など、神経のダメージが原因のしびれに有効です。例:ガバペンチン(ガバペン)、プレガバリン(リリカ)
3. 抗うつ薬(神経障害性疼痛に対する薬)
一部の抗うつ薬は、神経障害によるしびれや痛みを抑える効果があるため、神経痛やしびれの治療に使われることがあります。特に、慢性的なしびれや痛みを伴う症状に処方されます。例:デュロキセチン(サインバルタ)、アミトリプチリン(トリプタノール)
4. 血流改善薬
血行不良によるしびれには、血液の流れを良くする薬が使われます。末梢血管を拡張し、しびれや冷えを改善するのに役立ちます。例:プロスタグランジン製剤(オパルモン)、ニフェジピン(アダラート)
5. 鎮痛薬(痛みを伴うしびれに対して)
神経の痛みやしびれを和らげるために、鎮痛薬が一時的に使われることがあります。軽度のしびれに対しては、市販の鎮痛薬(NSAIDs)が使用されますが、強い痛みやしびれには処方薬が必要です。例:イブプロフェン、アセトアミノフェン
6. 筋弛緩薬
筋肉が緊張していることが原因で神経が圧迫され、しびれが生じている場合には、筋肉の緊張を緩和する薬が使われます。特に、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などに伴うしびれに効果があります。例:チザニジン(テルネリン)、バクロフェン
7. ステロイド薬
炎症が原因で神経が圧迫され、しびれが生じている場合、ステロイド薬が炎症を抑えるために使われます。椎間板ヘルニアや神経根症によるしびれに処方されることがあります。例:プレドニゾロン、デキサメタゾン
8. アルファリポ酸
強力な抗酸化作用を持つサプリメントで、神経の修復を助ける効果があるとされています。特に糖尿病性神経障害によるしびれに対して補助的に使われることがあります。例:チオクト酸(アルファリポ酸)
しびれの原因は多岐にわたるため、適切な治療法を選ぶためには、原因の特定が不可欠です。例えば、糖尿病性神経障害の場合は、血糖コントロールが重要ですし、脊椎の問題がある場合は外科的治療が必要な場合もあります。日常生活での改善も重要で、ストレッチやマッサージ、姿勢改善などを併用することで、症状の軽減が期待できます。
① 片側のしびれ/突然の発症→ 脳神経内科 または 脳神経外科
②首や腰の痛みを伴うしびれ→ 整形外科
③両手足末端の左右対称性のしびれ→ 内科 または 神経内科
④手だけ痺れる、夜間に悪化→ 整形外科 または 手の外科、脳神経内科
⑤原因がわからない→ 総合内科(またはかかりつけ医)→ 必要に応じて専門科へ紹介