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「てんかんの薬って一生飲み続けるの?」という疑問に答えます。
てんかんと診断されたとき、多くの方がまず気になるのが「薬はいつまで飲む必要があるのか」という点ではないでしょうか。「一度飲み始めたら一生やめられないのでは」「症状が落ち着いているのに、なぜ続けるのか」といった不安や疑問は、患者さんだけでなくご家族からもよく聞かれます。結論から言うと、てんかんの薬を飲む期間は人によって大きく異なり、必ずしも一生続けるとは限りません。ただし、自己判断で中断することは非常に危険であり、慎重な判断が必要です。本記事では、てんかん治療の基本的な考え方と、薬をいつまで続けるのかについて、分かりやすく解説します。
てんかん治療の中心となるのが、抗てんかん薬による治療です。てんかんは、脳の神経細胞が一時的に過剰な興奮を起こすことで発作が生じる病気であり、薬はこの異常な興奮を抑える役割を担っています。適切に治療を行うことで、多くの患者さんは発作をコントロールし、日常生活を安定して送ることが可能になります。抗てんかん薬は、発作を完全に止めることを目的とするのではなく、「発作が起こりにくい状態を維持する」ために使用されます。そのため、薬を服用して発作が出ていない場合でも、病気そのものが治ったわけではなく、薬によって脳の興奮が抑えられている状態であると理解することが重要です。また、発作を繰り返すことは、脳への負担や転倒・事故のリスクを高めます。抗てんかん薬を継続することで、こうしたリスクを減らし、安全な生活を守る役割も果たしています。発作が抑えられることで、学校生活や仕事、社会活動への参加もしやすくなります。てんかんのタイプや年齢、原因によって使用される薬は異なり、1種類で効果が得られる場合もあれば、複数の薬を組み合わせることもあります。治療は一人ひとりに合わせて調整され、主治医と相談しながら進めていくことが大切です。
てんかん治療では、抗てんかん薬を長期間にわたって服用するケースが少なくありません。症状が落ち着いていると、「もう薬は必要ないのでは」と感じることもありますが、発作が出ていない状態は、薬によって脳の興奮が抑えられている結果であることが多いのが実情です。てんかんは、脳が発作を起こしやすい状態になっている病気です。薬を中断すると、この抑えられていた興奮が再び表に出て、発作が再発する可能性が高まります。特に、発作を繰り返すことで脳への負担が増し、症状が重くなったり、発作の頻度が増えたりすることもあります。また、てんかん発作は予測が難しく、突然起こるため、転倒や事故につながる危険性があります。発作を防ぐことは、命を守り、日常生活の安全を確保するうえで非常に重要です。そのため、一定期間、安定した状態を維持することが治療の大きな目標となります。さらに、てんかんのタイプや原因によっては、自然に治ることが期待できない場合もあります。そのようなケースでは、長期間の服薬によって発作をコントロールし、生活の質を保つことが現実的な治療方針となります。長期服薬は負担に感じられることもありますが、安全な生活を支えるための重要な治療です。不安や疑問がある場合は、自己判断せず、主治医と相談しながら治療を続けることが大切です。
てんかん治療では、抗てんかん薬をいつまで続けるかが大きな悩みとなります。一定期間発作が起きていない場合、「薬をやめられるのではないか」と考える方も少なくありません。ただし、薬の中止は慎重に判断する必要があり、いくつかの条件を総合的に評価したうえで検討されます。まず重要な目安となるのが、発作が完全に抑えられた状態が一定期間続いていることです。一般的には2~5年以上発作が起きていない場合に、中止の検討が行われることが多いとされています。ただし、この期間は年齢やてんかんのタイプによって異なります。次に、てんかんの原因も重要な判断材料です。小児期に発症し、成長とともに自然に落ち着くタイプのてんかんでは、薬をやめられる可能性が比較的高いとされています。一方で、脳に明らかな病変がある場合や、成人になってから発症したてんかんでは、再発リスクが高く、慎重な判断が必要です。脳波検査の結果も参考にされます。脳波にてんかん性の異常がみられない場合は、中止を検討しやすくなりますが、脳波が正常でも再発することがあるため、これだけで判断することはできません。
さらに、発作の回数や重症度、服薬への反応、生活環境なども考慮されます。たとえば、車の運転や高所作業など、安全面でのリスクが高い生活を送っている場合には、より慎重な対応が求められます。
このように、薬をやめるかどうかは一つの基準だけで決めるものではありません。必ず主治医と相談しながら、個々の状況に応じて慎重に判断することが大切です。
てんかん治療中の方から、「脳波が正常と言われたので、薬をやめられますか?」という質問をよく受けます。脳波検査は、てんかんの診断や治療方針を考えるうえで重要な検査ですが、脳波が正常であれば必ず薬を中止できる、というわけではありません。脳波は、検査を行ったその瞬間の脳の電気活動を記録したものです。てんかんがあっても、発作が起きていないタイミングでは異常が出ないことは珍しくありません。そのため、脳波に異常が見られなかったとしても、脳が発作を起こしやすい状態である可能性は残っています。逆に、脳波にてんかん性の異常が残っていても、長期間発作が出ていない方もいます。このように、脳波の結果と実際の発作の有無は必ずしも一致しないため、脳波だけで治療の継続や中止を判断することはできません。薬の中止を検討する際には、発作がどのくらいの期間起きていないか、てんかんの原因やタイプ、年齢、生活状況などを総合的に評価します。脳波はあくまで判断材料の一つであり、治療方針は臨床経過を重視して決められます。薬について不安がある場合は、検査結果だけで判断せず、主治医と十分に相談することが、安全な治療につながります。
てんかんの治療で抗てんかん薬を中止する場合は、必ず医師の指示のもとで慎重に進める必要があります。症状が落ち着いているからといって、自己判断で薬をやめることは非常に危険です。抗てんかん薬は、急に中断すると発作が再発するだけでなく、重積発作と呼ばれる重い状態を引き起こすことがあります。そのため、薬をやめる際には、数か月から1年以上かけて、少しずつ減量するのが基本です。減量のペースは、薬の種類や服用量、これまでの治療経過によって個別に決められます。減薬期間中は、発作の有無だけでなく、体調の変化や生活リズムの乱れにも注意が必要です。睡眠不足や強いストレスは発作を誘発することがあるため、普段以上に規則正しい生活を心がけます。また、少しでも異変を感じた場合には、早めに主治医へ相談することが大切です。万が一、減量中に発作が再発した場合には、無理に中止を続けず、薬を元の量に戻したり、治療方針を見直したりすることがあります。これは決して「失敗」ではなく、安全を最優先にした適切な対応です。抗てんかん薬の中止は、医師と患者さんが十分に話し合い、納得したうえで進めることが重要です。焦らず、慎重に進めることが、安心につながります。
一方で、てんかんのタイプや原因によっては、長期、あるいは生涯にわたる服薬が必要となる場合もあります。これは決して珍しいことではなく、「薬を続けることで、発作のない安定した生活が送れる」のであれば、治療は成功していると考えられます。最近の抗てんかん薬は副作用も比較的少なく、日常生活への影響を最小限に抑えながら治療を続けることが可能です。「一生薬を飲む=不幸」というわけではなく、安全に生活するための手段として捉えることが大切です。
てんかんの治療中、発作が長く起きていないと「もう薬は必要ないのでは」と感じる方は少なくありません。しかし、抗てんかん薬を自己判断で中止することは、非常に危険な行為です。症状が落ち着いているのは、薬によって脳の興奮が抑えられている結果であることが多く、薬をやめることで再び発作が起こる可能性があります。最も大きな問題は、発作の再発リスクが急激に高まることです。特に、急に薬を中断すると、反動のように強い発作が起こることがあります。場合によっては、発作が長時間続く「てんかん重積状態」と呼ばれる命に関わる状態に陥ることもあり、救急対応が必要になります。また、発作の再発は日常生活に大きな影響を及ぼします。転倒や事故の危険が高まるだけでなく、車の運転が制限されたり、仕事や学校生活に支障が出たりすることもあります。一度再発すると、再び発作が落ち着くまでに時間がかかり、結果として治療期間が長引くこともあります。さらに、自己判断で薬をやめることで、これまでうまくコントロールされていたてんかんが、治療しにくくなる可能性も指摘されています。発作を繰り返すことで、脳がより発作を起こしやすい状態になることがあるためです。抗てんかん薬の中止は、「発作がないから大丈夫」という単純な判断では決められません。発作の経過、検査結果、生活環境などを総合的に評価する必要があります。薬について不安や疑問がある場合は、必ず主治医に相談し、安全な方法で治療を進めることが、安心して生活するために最も重要です。
てんかんの薬をいつまで飲むかは、一律に決められるものではありません。発作の経過、検査結果、生活状況などを踏まえ、一人ひとりに合った判断が行われます。大切なのは、「やめること」そのものを目標にするのではなく、発作のない安全な生活を維持することです。そのために必要であれば薬を続け、条件が整えば中止を検討する――それが、てんかん治療の基本的な考え方です。不安や疑問があるときは、一人で抱え込まず、専門医に相談することが安心につながります。