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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 9:00~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ●※ |
午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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コレステロールを下げるための薬(脂質異常症治療薬)は、主に「LDLコレステロール(悪玉コレステロール)」を下げて、「HDLコレステロール(善玉コレステロール)」を上げる効果があります。これらの薬は、高血圧などの生活習慣病や心血管疾患の予防にも重要です。コレステロール薬は作用機序や対象に応じて以下の種類に分類されます。
例: アトルバスタチン、ロスバスタチン、シンバスタチン
作用機序: 肝臓でコレステロールを生成する酵素(HMG-CoA還元酵素)を抑制し、LDLコレステロールを低下させます。
特徴: コレステロールを効果的に下げ、心筋梗塞や脳卒中のリスクを減らすために広く使われています。副作用として筋肉痛や肝機能障害が生じることがあります。
例: フェノフィブラート、ベザフィブラート
作用機序: 血液中の中性脂肪(トリグリセリド)を低下させ、HDLコレステロールを増加させます。
特徴: 高トリグリセリド血症に対して特に有効で、スタチンと併用されることもあります。筋肉障害や肝機能障害が副作用として起こる可能性があります。
例: エゼチミブ
作用機序: 小腸でのコレステロールの吸収を阻害し、LDLコレステロールを下げます。
特徴: スタチン系と併用することで、さらなるLDLコレステロール低下が期待されます。スタチンの副作用を避けたい場合にも使用されます。
例: エボロクマブ、アリロクマブ
作用機序: PCSK9というタンパク質を阻害することで、肝臓のLDL受容体の数を増やし、血中のLDLコレステロールを減少させます。
特徴: スタチンで十分にコレステロールを下げられない患者や遺伝性の高コレステロール血症の患者に使用されます。注射薬であり、効果は非常に強力です。
例: コレスチラミン、コレスチミド
作用機序: 腸内で胆汁酸を結合し、それを体外へ排泄させることで、肝臓が胆汁酸を作るためにコレステロールを使用し、結果的にLDLコレステロールが減少します。
特徴: 主にLDLコレステロールを下げるために使われます。副作用として、消化器系の症状(便秘、腹部膨満など)が出やすいです。
例: ニコモール、ナイアシン
作用機序: 脂肪細胞からの脂肪酸の放出を抑え、肝臓での中性脂肪とLDLコレステロールの合成を減少させます。
特徴: LDLコレステロールを下げ、HDLコレステロールを上げる効果もありますが、副作用として皮膚の紅潮や痒み、肝機能障害があるため、使用は限られています。
例: イコサペント酸エチル(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)
作用機序: 中性脂肪を減少させ、血管の健康を保つ働きがあります。炎症を抑え、心血管リスクを低下させる作用もあります。
特徴: トリグリセリド(中性脂肪)を下げるために使用され、スタチンとの併用が一般的です。心血管疾患の予防にも有効です。
例: ロミタピド
作用機序: 小腸でのコレステロールや中性脂肪の吸収を抑制します。
特徴: 非常に高いLDLコレステロール値を持つ患者や家族性高コレステロール血症の治療に使用されますが、副作用として下痢や肝障害があるため、慎重な使用が必要です。
例: コレスチラミン
作用機序: 胆汁酸と結合し、コレステロールの腸内吸収を減らします。
特徴: 他の薬と併用されることが多く、消化器系の副作用が出やすいことがあります。
コレステロールの治療薬は、LDLコレステロールや中性脂肪を下げるもの、HDLコレステロールを増加させるもの、さらにはそれらを総合的にコントロールするものまで多岐にわたります。治療は個々の患者の状態に応じて選択され、生活習慣の改善と併せて行われることが多いです。