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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 9:00~ 13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ●※ |
午後 15:00~ 18:00 | ● | ● | 休 | ● | ● | 休 |
初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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鼻汁(びじゅう)に悩まされる人は多いと思います。鼻汁は風邪を引いた時に認めるのが典型ですが、その他原因は多岐に渡ります。鼻汁の原因には、以下のようなものがあります。
1. 感染症
風邪(ウイルス感染):一般的な風邪のウイルス(ライノウイルスやコロナウイルスなど)が原因で鼻水が出ることが多いです。
インフルエンザ:インフルエンザウイルスに感染すると、鼻水に加えて発熱や全身の倦怠感なども伴います。
副鼻腔炎(蓄膿症):鼻の奥にある副鼻腔が炎症を起こし、黄色や緑色の粘性のある鼻水が出ます。
2. アレルギー性鼻炎
花粉症:スギやヒノキ、ブタクサなどの花粉が原因で鼻水、くしゃみ、鼻づまりが起こります。
ハウスダストやダニ:室内のアレルゲン(ハウスダスト、ダニの死骸や排泄物)に反応して鼻水が出ることがあります。
動物の毛やフケ:犬や猫の毛に含まれるアレルゲンが原因で、鼻水やくしゃみが出ることがあります。
3. 寒冷刺激
寒い外気に触れると、鼻の中が乾燥しないように防御反応として鼻水が増えます。特に冬場や冷たい空気を吸い込んだときに感じやすいです。
4. 気管支の炎症や喉の刺激
喉の痛みや気管支の刺激が原因で、鼻水が出ることがあります。特に風邪や喉の炎症によって喉や気管支が刺激されると、鼻水も増えることがあります。
5. ホルモンの影響
妊娠性鼻炎:妊娠中のホルモン変化により、鼻腔が腫れやすくなり、鼻水が増えることがあります。
薬剤性鼻炎:一部の降圧薬や抗うつ薬などが原因で、鼻水が増えることがあります。
6. その他の原因
環境汚染物質や化学物質:大気中の排気ガス、たばこの煙、化学物質などに反応して鼻水が出ることがあります。
香辛料や刺激物:辛い食べ物や香辛料が鼻粘膜を刺激して一時的に鼻水が増えることがあります。
鼻水が続く場合や、黄色や緑色の粘性が強い鼻水が続く場合は、副鼻腔炎などの可能性もあるため、耳鼻科で診察を受けることが推奨されます。
1. 抗ヒスタミン薬
鼻水がアレルギー反応によって引き起こされる場合、抗ヒスタミン薬が効果的です。これらの薬は、アレルギー反応を抑えて鼻水を軽減します。
セチリジン(商品名:ジルテックなど)
フェキソフェナジン(商品名:アレグラなど)
ロラタジン(商品名:クラリチンなど)
2. 去痰薬(痰を切る薬)
痰が粘性で出にくい場合、去痰薬が痰を薄めて排出しやすくします。
カルボシステイン: 粘液を薄めて、痰を出しやすくします。慢性気管支炎や肺疾患に伴う痰に使用されます。
アンブロキソール(商品名:ムコソルバンなど): 痰を分解し、排出を助ける作用があります。気道の分泌物を増やし、痰を薄めます。
ブロムヘキシン: 気道の分泌物を増やして痰を出しやすくする薬です。
3. 抗コリン薬
鼻水の分泌を抑える薬で、特にアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)に使われます。
イプラトロピウム鼻スプレー: 鼻粘膜に働きかけ、鼻水を抑えます。
4. 粘液溶解薬
痰を薄めるために使用され、特に気管支炎や副鼻腔炎の症状に対して効果的です。
エチルシステイン: 痰を溶かし、気道から排出しやすくする薬です。
5. ステロイド薬
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎に対して、鼻詰まりや鼻水を改善するために使用されることがあります。
ベクロメタゾン鼻スプレー: 鼻粘膜の炎症を抑え、症状を軽減します。
フルチカゾン鼻スプレー: 鼻水や鼻詰まりを抑えるために使われるステロイド薬です。
6. 漢方薬
鼻汁や痰に対しても漢方薬が使用されることがあります。
小青竜湯: 風邪やアレルギーによる鼻水や痰に効果があります。
麦門冬湯: 咳や痰が出やすい状態に対して用いられます。
症状や原因に応じて、これらの薬を選択することが重要です。
鼻を温める(蒸しタオルなど)
生理食塩水で鼻を洗浄
部屋の加湿や空気清浄機の使用
このように鼻汁を改善する薬は多岐に渡ります。原因や症状をきちんと医師に相談して、適切な薬を処方してもらいましょう。