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【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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吐き気・嘔吐に使う薬は原因によって異なり、すべての吐き気に同じ薬が適するわけではありません。胃腸炎、片頭痛、めまい、薬の副作用、妊娠などを見分け、脱水や緊急疾患の兆候がないか確認することが先決です。水分が取れない、強い頭痛・腹痛、意識や手足の異常がある場合は、吐き気止めだけで様子を見ないでください。
吐き気は、胃腸だけでなく、脳や内耳、薬剤、代謝・内分泌の異常、妊娠などでも起こります。原因によって必要な検査や治療が異なるため、「吐き気があるから胃薬」と一律に判断することはできません。
胃腸炎では、嘔吐、下痢、腹痛、発熱を伴うことがあります。治療の基本は脱水を防ぐことで、状態により制吐薬などを検討します。強い腹痛、腹部の張り、便やガスが出ない、吐血などがある場合は、腸閉塞や出血なども含めて評価します。
片頭痛では、頭痛とともに吐き気、光や音への過敏がみられることがあります。制吐薬だけでなく、頭痛に対する発作時治療が必要になる場合があります。ただし、突然の激しい頭痛、麻痺、ろれつが回らない、意識状態の変化を伴う場合は片頭痛と決めつけず、救急医療を優先します。
めまいでは、内耳の病気などによって強い吐き気や嘔吐を伴うことがあります。症状に応じて抗めまい薬や制吐薬を使う場合があります。一方、歩けないほどのふらつき、物が二重に見える、麻痺、ろれつ障害などがあれば、脳卒中など中枢神経の病気も考慮します。
抗菌薬、鎮痛薬、糖尿病治療薬など、さまざまな薬が吐き気に関係することがあります。服用開始や増量の時期を確認しますが、原因と思われる薬を自己判断で急に中止すると危険な場合があります。処方した医師や薬剤師へ相談してください。
妊娠初期にはつわりによる吐き気がよくみられます。妊娠中に使用できる薬は妊娠週数や症状、患者背景によって判断します。市販薬や以前処方された薬を自己判断で使用しないでください。水分も取れない、体重が減る、尿が少ない場合は妊娠悪阻の評価が必要になることがあります。
吐き気止め(制吐薬)は、吐き気が起こる経路や原因に応じて選択します。「強い順」のランキングはなく、効き方と安全性は患者ごとに異なります。薬で症状を抑えるだけでなく、感染症、片頭痛、消化管の閉塞など原因への治療が必要な場合があります。
脳の嘔吐に関わる部位へ作用したり、胃の動きを整えたりする薬があります。眠気、落ち着かなさ、手足や顔の不随意運動などが生じることがあり、年齢や併用薬にも注意が必要です。消化管出血、穿孔、閉塞が疑われる場合に適さない薬もあるため、強い腹痛や吐血があるときに自己判断で使用してはいけません。
主に抗がん薬治療や手術に関連する吐き気・嘔吐など、定められた状況で使用される制吐薬です。一般的な吐き気なら誰にでも使う薬ではなく、適応、心臓の病気、併用薬などを考慮して選択します。
乗り物酔いや一部のめまいに伴う吐き気には抗ヒスタミン作用をもつ薬を使うことがあります。眠気、口の渇き、排尿しにくさなどに注意が必要で、服用後の運転を避ける必要がある製品もあります。緑内障や前立腺の病気などがある方は、使用前に確認してください。
市販薬には、胃の不調や乗り物酔いなど特定の症状を対象とした製品がありますが、あらゆる原因に対応する「万能な吐き気止め」はありません。一時的に楽になっても、腸閉塞、消化管出血、脳の病気などの原因治療にはなりません。
妊娠中、高齢者、子ども、持病がある方、複数の薬を服用している方は特に注意が必要です。外箱の効能、対象年齢、用法を確認し、薬剤師へ相談してください。処方薬の残りを別の症状へ流用したり、複数の吐き気止めを重ねたりしないでください。
食事よりも、まず脱水を避けることが重要です。一度に多量ではなく、経口補水液などを少量ずつ試します。脂肪分の多い食事、飲酒、無理な固形食は控え、吐き気が落ち着いてから消化しやすい食事を少しずつ再開します。
飲むたびに吐く、水分がほとんど取れない、尿が減る、立つとふらつく、口が強く乾く場合は点滴などが必要になることがあります。心臓や腎臓の病気で水分量を指示されている方は、一般的な水分摂取の説明をそのまま当てはめず医療機関へ相談してください。
原因が分からない吐き気・嘔吐は、まず内科で相談できます。症状と診察から、消化器、脳神経、耳鼻咽喉、産婦人科など適切な診療科を検討します。受診先を探している方は吐き気・嘔吐の症状ページもご確認ください。
頭痛・麻痺・意識障害などの神経症状、強い胸痛、吐血、激しい腹痛がある場合は、何科かを選ぶために待たず、救急受診を検討してください。
いつから、何回吐いたか、食事や頭痛・めまいとの関係、腹痛・下痢・発熱、便の色、妊娠の可能性、服薬歴などを確認します。診察では脱水、腹部、神経学的所見などを評価します。
必要に応じて血液検査、尿検査、感染症検査、画像検査、心電図などを選択します。すべての方へ同じ検査を行うわけではなく、症状や患者背景から必要性を判断します。
これらはすべてが重い病気を意味するわけではありませんが、脳卒中、くも膜下出血、消化管出血、腸閉塞、心血管疾患などを早く除外すべき場合があります。通常外来を待たず、早急な受診や救急要請を検討してください。
吐き気に使う薬は、胃腸炎、片頭痛、めまい、薬の副作用、妊娠など原因によって異なります。市販薬や制吐薬で一時的に症状を抑えるだけでは不十分な場合があり、自己判断での処方薬使用や薬の重複は避けてください。水分が取れない、強い頭痛・腹痛、吐血、黒色便、意識や手足の異常などがあれば速やかに受診しましょう。