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不眠

不眠でお悩みの方へ|眠れない原因と受診の目安を内科医が解説

「布団に入ってもなかなか眠れない」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚めてしまい、その後眠れない」。このような睡眠の悩みを抱えている方は少なくありません。一時的な寝不足であれば大きな問題にならないこともありますが、不眠が続くと日中の集中力や仕事の効率が低下するだけでなく、心身の健康にもさまざまな影響を及ぼします。

今回は、不眠の原因や考えられる病気、受診の目安について解説します。

目次

不眠とは

不眠とは、「十分な睡眠をとりたいと思っているにもかかわらず、眠れない状態」が続き、日中の生活に支障が出ている状態をいいます。睡眠時間には個人差があるため、「6時間しか眠れないから異常」というわけではありません。7時間眠らなくても日中元気に過ごせる人もいれば、8時間以上眠らないと体調が優れない人もいます。大切なのは睡眠時間ではなく、睡眠によって十分に休息が得られているかどうかです。

不眠にはいくつかのタイプがあります

不眠は大きく4つに分類されます。

入眠障害
布団に入ってから30分〜1時間以上眠れない状態です。ストレスや不安、生活習慣の乱れなどが原因となることが多くみられます。

中途覚醒
夜中に何度も目が覚めてしまう状態です。年齢とともに増える傾向がありますが、睡眠時無呼吸症候群や前立腺肥大、過活動膀胱などが関係している場合もあります。

早朝覚醒
予定よりかなり早く目が覚め、その後眠れなくなります。高齢者だけでなく、うつ病でもみられることがあります。

熟眠障害
十分眠ったはずなのに「眠った気がしない」と感じる状態です。睡眠の質が低下している可能性があります。

不眠の原因

不眠の原因は一つとは限りません。もっとも多いのはストレスです。仕事や家庭、人間関係などによる精神的な負担は睡眠に大きく影響します。生活習慣も重要です。寝る直前のスマートフォンやパソコン、カフェインの摂りすぎ、飲酒、夜遅い食事、不規則な生活などは睡眠の質を低下させます。また、加齢により睡眠が浅くなることも珍しくありません。さらに、以下のような病気が隠れていることがあります。

・うつ病
・不安障害
・睡眠時無呼吸症候群
・甲状腺機能亢進症
・慢性的な痛みを伴う病気
・気管支喘息
・逆流性食道炎
・前立腺肥大症
・過活動膀胱

このように、不眠は睡眠だけの問題ではなく、全身の病気のサインであることもあります。

睡眠薬だけで解決するとは限りません

「眠れないから睡眠薬を飲めばいい」と考える方もいますが、原因を調べずに薬だけで対応すると改善しないことがあります。例えば睡眠時無呼吸症候群では、睡眠薬によって症状が悪化する場合があります。また、甲状腺の病気やうつ病が原因であれば、それぞれの病気を治療することが最も重要です。そのため、不眠が続く場合には原因を見極めることが大切です。

ご自身でできる睡眠改善のポイント

生活習慣を見直すことで改善するケースも少なくありません。

・毎日できるだけ同じ時間に起床する
・朝起きたら太陽の光を浴びる
・日中に適度な運動を行う
・夕方以降はカフェインを控える
・寝る前の飲酒はできるだけ避ける
・就寝1時間前からスマートフォンの使用を減らす
・眠くなってから布団に入る

「早く寝なければ」と焦るほど、かえって眠れなくなることもあります。眠れない日は一度布団を出て、リラックスできることを行い、眠気を感じてから再び横になる方法も有効です。

このような場合は医療機関へ相談しましょう

次のような症状がある場合には、一度医療機関への相談をおすすめします。

・不眠が2〜4週間以上続いている
・仕事や家事に支障が出ている
・日中の強い眠気がある
・いびきや睡眠中の無呼吸を指摘された
・気分の落ち込みや意欲低下を伴う
・動悸や体重減少など他の症状もある

必要に応じて血液検査や睡眠時無呼吸症候群の検査などを行い、原因に応じた治療を検討します。

西新宿で不眠にお悩みの方はご相談ください

不眠は誰にでも起こりうる症状ですが、「年齢のせいだから」「忙しいから仕方ない」と我慢してしまう方が少なくありません。しかし、睡眠不足が続くことで高血圧や糖尿病などの生活習慣病の悪化、免疫力の低下、うつ病の発症リスクの上昇などが報告されています。また、不眠の背景には睡眠時無呼吸症候群や甲状腺疾患、心身の不調など、治療が必要な病気が隠れていることもあります。ほね内科クリニックでは、不眠の原因を丁寧に伺い、必要に応じて検査や治療をご提案しています。生活習慣の改善からお薬の調整まで、一人ひとりの状態に合わせた診療を心がけています。「最近よく眠れない」「寝ても疲れが取れない」「睡眠薬について相談したい」という方は、お気軽に当院までご相談ください。

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