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【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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「ダイエットをしていないのに体重が減ってきた」「以前と同じように食べているのに痩せてきた」「最近ズボンがゆるくなった」。体重の変化は健康状態を知るうえで大切なサインの一つです。食事や運動量の変化によって体重が減ることは珍しくありませんが、特に心当たりがないにもかかわらず体重が減少している場合は、病気が隠れている可能性があります。体重減少は胃腸の病気だけでなく、糖尿病や甲状腺の病気、感染症、悪性腫瘍など、さまざまな疾患の初期症状として現れることがあります。
今回は、体重減少の原因や考えられる病気、受診の目安についてご紹介します。
体重には日々多少の変動があります。しかし、ダイエットをしていないにもかかわらず、半年で体重の5%以上が減少した場合は、一度医療機関で相談することをおすすめします。例えば体重60kgの方であれば、半年ほどで3kg以上減少している場合が一つの目安になります。また、短期間で急激に体重が減った場合も注意が必要です。
体重減少には生活習慣によるものと、病気によるものがあります。
仕事が忙しく食事を抜くことが増えたり、ストレスで食欲が低下したりすると、摂取するエネルギーが不足して体重が減少します。高齢になると食欲が低下し、気付かないうちに体重が減っていることも少なくありません。
運動習慣を始めたり、仕事の内容が変わって身体を動かす機会が増えたりすると、消費エネルギーが増えて体重が減ることがあります。このような原因に心当たりがある場合は、過度に心配する必要はありません。
意図しない体重減少では、次のような病気が隠れていることがあります。
糖尿病では血糖値が高い状態が続くため、十分なエネルギーを利用できず、体重が減少することがあります。強い喉の渇き、水分をたくさん飲む、尿の回数が増えるといった症状を伴う場合は注意が必要です。
甲状腺ホルモンが過剰になると代謝が高まり、食欲はあるのに体重が減ることがあります。動悸、手の震え、汗をかきやすい、疲れやすいといった症状を伴うこともあります。
胃潰瘍、胃がん、大腸がん、慢性膵炎などでは、食欲不振や腹痛、便通異常などとともに体重減少がみられることがあります。食欲が落ちている、便に血が混じる、黒い便が出るといった症状がある場合は早めの受診が必要です。
結核や慢性的な感染症では、発熱や寝汗、倦怠感とともに体重が減少することがあります。長引く咳や微熱が続く場合は注意しましょう。
がんでは、体重減少が初期症状となることがあります。もちろん体重が減ったからといって必ずしもがんというわけではありませんが、原因がはっきりしない体重減少では、検査が必要になることがあります。
うつ病や強いストレスでは、食欲低下や睡眠障害とともに体重が減少することがあります。気分の落ち込みや意欲低下を伴う場合は、心の不調が影響している可能性も考えられます。
次のような症状を伴う場合は、医療機関への受診をおすすめします。
・ダイエットをしていないのに体重が減っている
・半年で体重の5%以上減少した
・食欲がない
・腹痛や下痢、便秘が続く
・血便や黒い便が出る
・発熱や寝汗が続く
・強い倦怠感がある
・動悸や手の震えがある
体重減少だけでなく、ほかの症状も合わせて診ることで、原因が見つかることがあります。
体重減少の原因を調べるために、必要に応じて以下のような検査を行います。
・血液検査
・尿検査
・胸部レントゲン
・心電図
・便検査
・必要に応じて腹部超音波検査や胃カメラ、大腸カメラ、CT検査などをご案内します。
症状や診察結果をもとに、必要な検査を選択し、原因を一つひとつ確認していきます。
体重減少は「年齢のせい」「忙しいから仕方ない」と見過ごされることがあります。しかし、原因の分からない体重減少は、糖尿病や甲状腺疾患、消化器の病気、感染症、悪性腫瘍など、治療が必要な病気のサインであることも少なくありません。一方で、生活習慣やストレスが原因となっている場合もあり、適切な診察や検査を受けることで原因が明らかになり、不安の解消につながることもあります。「理由もなく体重が減っている」「食欲も落ちてきた」「このまま様子を見てよいのか不安」という方は、お気軽に当院までご相談ください。早めに原因を確認することが、病気の早期発見・早期治療につながります。