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初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2・第4土曜日は休診
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太もも、ふくらはぎ、腕などの筋肉がピクピクする現象は、健康な方にも起こります。ぴくつきだけでALS(筋萎縮性側索硬化症)とは判断できません。一方、力が入りにくい、筋肉がやせる、話しにくい、飲み込みにくいなどが続く場合は、原因を評価することが大切です。
この記事では、部位別に考える原因、良性筋束攣縮症候群(BFS)とALSの違い、受診・検査の目安を説明します。
強い呼吸困難、呼びかけへの反応が悪い・意識がおかしい、窒息が疑われる状態、唾液も飲み込めないほどの重い嚥下障害がある場合は、119番へ連絡してください。通常の予約受診や診療時間を待たないでください。
突然、片側の手足や顔に力が入らなくなった、言葉が出ない、ろれつが回らなくなった場合も、ALSの進行と自己判断せず119番へ。脳卒中などの可能性があり、短時間で治まっても対応が必要です。自分で運転せず、発症時刻や最後に普段どおりだった時刻を伝えてください。[救急対応の出典]
皮膚の下で筋肉の一部が細かく動く現象は、筋束攣縮(線維束性収縮)と呼ばれることがあります。筋肉が痛みを伴って強く縮む「こむら返り」、手足が一定のリズムで揺れる振戦(震え)、体の一部が瞬間的にびくっと動くミオクローヌスなどとは異なります。ご自身で正確に分類する必要はありません。
一時的なぴくつきは、疲労、睡眠不足、精神的な緊張、カフェインの多量摂取、運動後などにみられることがあります。これらは関連する要因であり、必ず原因になるという意味ではありません。
電解質や甲状腺機能の異常、薬剤、神経根の圧迫、末梢神経や運動ニューロンの病気などが関係する場合もあります。ただし、ぴくつきの場所や頻度だけで原因を一つに決めることはできません。脱水や電解質異常が心配でも、症状から不足している成分を見分けることはできません。[ぴくつきの一般的な要因・対処]
太ももやふくらはぎは、運動や長時間の立ち仕事などで負担がかかりやすく、疲労時や運動後に一時的なぴくつきが起こる場合があります。診察では、片側だけか両側か、安静時にも続くか、痛み・しびれ・筋力低下を伴うかを確認します。
腰椎の病気による神経根の圧迫や、電解質異常などでも下肢の症状がみられることがあります。太もも・ふくらはぎという場所や、痛みがないことだけでALSかどうかを判断することはできません。
腕や手のぴくつきにも、疲労、運動後、神経の圧迫などさまざまな原因があります。手に力が入りにくい、物を落とす、ボタンを留めにくいなど、以前できていた日常動作に変化があるかが重要です。
複数の場所や全身にぴくつきを感じても、それだけで特定の病気を意味するわけではありません。「全身だから良性」「同じ場所に続くからALS」という分け方はできず、左右差、頻度、安静時か運動時かも診療の手がかりの一部です。
ぴくつきよりも実際の動かしにくさが気になる方は、手足に力が入らない原因と受診の目安もご覧ください。急速に悪化する場合の対応は、以下の受診目安を確認してください。
BFS(benign fasciculation syndrome、良性筋束攣縮症候群)は、筋束攣縮が繰り返し続く一方で、診察や必要な検査によりALSなどの進行性疾患を示す所見が確認されない場合に判断されます。筋力低下・筋萎縮の有無、症状の経過、神経学的診察が重要です。
BFSは単なる不安やストレスの別名ではありません。「力が入りにくい気がする」という自覚と、診察で確認される筋力低下を分けて評価します。不安があることだけでBFSと決めたり、一定期間変化がないことだけで病気を否定したりするものではありません。[BFSの研究]
ALSは、筋肉を動かす指令を伝える運動ニューロンが障害される病気です。診断で重視されるのは、ぴくつきの回数や場所だけではありません。持続・進行する筋力低下、筋萎縮、腱反射などの神経学的所見、症状の広がり方を合わせて評価します。
ALSの初期には、箸やペンが使いにくい、物を落とす、足が上がりにくくつまずく、話しにくい、飲み込みにくいなどが現れる場合があります。ただし、これらの症状は頸椎疾患、末梢神経障害、筋疾患などでも起こり、一つ当てはまるだけでALSとはいえません。
| 確認する点 | 良性のぴくつきでみられる傾向 | 神経疾患の評価が必要になる所見 |
|---|---|---|
| 筋力・日常動作 | 動作能力が保たれ、診察で進行する筋力低下が確認されない | 物を持ちにくい、つまずくなどの変化や筋力低下が進む |
| 筋肉の状態 | 明らかな筋萎縮を伴わない | 筋肉のやせが進む。左右差だけで判断しない |
| 経過 | ぴくつきが続いたり、疲労・睡眠・運動などに伴い増減したりする | 筋力低下などが持続し、別の部位にも変化が現れる |
| ほかの症状 | ぴくつきが中心。こむら返りや自覚的な疲れやすさなどを伴う場合もある | 発話・嚥下・呼吸などに変化がある |
右の欄はALSだけの特徴ではありません。また、若い、しびれがある、筋肉の左右差がないという理由だけでALSを否定することもできません。診察と必要な検査から判断します。[ALSの診断・症状の出典]
病気全体と治療の概要はALSの診療案内、診断の詳しい流れはALSの初期症状・診察・筋電図などの検査を解説した記事をご覧ください。
ぴくつきが持続・反復する、日常動作に変化がある、原因が分からず不安が強い場合は、脳神経内科が主な相談先です。「何日か待たなければ受診できない」ということはありません。
ぴくつきとともにしびれや首・腰から手足へ広がる痛みがある場合は、脊椎や末梢神経の評価が必要になることもあります。繰り返すむせなどについては、飲み込みにくさの診療案内でも説明しています。
数時間から数日で筋力低下が進む、歩行が難しくなる場合は、通常の予約日を待たず当日中に医療機関へ相談・受診してください。ALS以外にも、ギラン・バレー症候群など速やかな評価が必要な病気があります。
立てないほどの脱力で安全に移動できない、呼吸や飲み込みにも異常がある場合は119番へ。ぴくつきだけの場合と、急速な機能低下がある場合では対応が異なります。[急速な筋力低下の参考資料]
診察で疑う原因に応じて検査を選びます。ぴくつきがある方全員に、筋電図やMRIなどの全検査が必要なわけではありません。
始まった時期、部位、頻度、運動との関係、服薬、筋力低下・しびれの有無などを確認します。診察では筋力、筋萎縮、腱反射、感覚、歩行などを評価します。
症状が診察中に出ない場合、必要に応じてスマートフォンの動画が参考になることもあります。ただし、撮影のために救急対応や受診を遅らせないでください。
症状に応じて、電解質、甲状腺機能、栄養・代謝に関する項目、筋肉由来の酵素などを検討します。すべての方に同じ検査を行うものではなく、血液検査だけでALSを診断することもできません。
針筋電図は筋肉に細い針電極を入れ、安静時や力を入れたときの電気活動を調べる検査です。神経から筋肉へのつながりが失われたり、残った神経によって補われたりする変化の手がかりを確認します。神経伝導検査は皮膚の上から電気刺激を加え、末梢神経の信号の伝わり方を調べ、別の神経障害との区別などに役立てます。
MRIやCTはぴくつきそのものを写す検査ではありません。脳・脊髄や神経根など別の原因が疑われる場合に、診察所見から必要性を判断します。当院で実施できない専門検査が必要な場合は、対応可能な医療機関へ紹介します。
一つの検査だけで将来を含めてすべての病気を否定することはできません。一方、適切な診察・検査を受けた後も、全員が繰り返し検査を受け続ける必要があるわけではありません。結果を踏まえて追加検査は不要と判断される場合もあります。
次の受診や再評価は、日常動作・筋力などの変化と医師の判断に応じて決めます。ぴくつきの回数だけを追い続けるのではなく、どのような変化があれば相談するかを担当医と共有しましょう。
疲労や睡眠不足が重なっている場合は休養を取り、過剰なカフェイン摂取や無理な運動を見直しましょう。必ず症状が消えるとは限りませんが、一時的なぴくつきへの対処になる場合があります。
ALSの専門的な治療を、市販ビタミン剤で代用できるわけではありません。症状を確認し続けて不安が強くなる場合も、その負担を含めてご相談ください。不安があるからといって症状を気のせいと決めつけず、必要な評価を行います。
ALSでぴくつきがみられることはありますが、ぴくつきだけでALSとは判断できません。健康な方やBFSでも起こります。持続・進行する筋力低下や日常動作の変化などを、診察と必要な検査で評価します。
疲労や運動後の一時的な反応のほか、神経の圧迫、代謝・電解質の異常などが関係する場合があります。場所だけで原因は決まらず、続く場合や筋力低下を伴う場合は相談してください。
分布は診療の手がかりですが、全身なら良性、一部分ならALSという区別はできません。発症からの経過、日常動作、筋力や感覚の変化などを合わせて確認します。
結果は症状や診察所見と合わせて判断します。全員が検査を繰り返す必要はありませんが、新たな筋力低下や日常動作の変化があれば再相談してください。次の受診や検査の要否は担当医と確認しましょう。
持続・反復するぴくつきや日常動作の変化は、脳神経内科が主な相談先です。不安で睡眠や生活に支障がある場合も相談できます。強い呼吸困難、意識異常、突然の片側の脱力や言葉の異常などがある場合は119番へ連絡してください。
当院では、ぴくつきに加えて筋力低下、筋萎縮、しびれなどがないかを確認し、症状と神経学的診察を踏まえて必要な評価や専門医療機関への紹介を判断します。相談先は脳神経内科の診療案内をご確認ください。
持病や服薬、全身の体調については内科でもご相談いただけます。来院方法はアクセス・診療時間をご確認ください。強い呼吸困難や突然の麻痺などがある場合は、当院への来院より119番を優先してください。
症状が続いて受診先をお探しの方は、脳神経内科の診療案内をご確認ください。この記事だけでALSの有無は判断できません。突然の麻痺や意識の異常がある場合は、Web受付を待たず救急要請を検討してください。
西新宿今野クリニックは西新宿駅から徒歩3分です。初診受付は診療終了30分前までです。診療時間・アクセスをご確認のうえお越しください。