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リンパ節の腫れ

リンパ節の腫れが気になる方へ ~原因はさまざまです。早めの受診で安心につなげましょう~

首や脇の下、足の付け根などに「しこりがある」「触ると腫れている」「押すと痛い」と感じたことはありませんか。このような症状は、リンパ節が腫れている可能性があります。リンパ節の腫れは、風邪などの感染症による一時的なものから、専門的な治療が必要な病気まで原因はさまざまです。多くの場合は心配のないケースですが、中には早めの診断が重要となる病気が隠れていることもあります。今回は、リンパ節の役割や腫れる原因、受診の目安についてご紹介します。

目次

リンパ節とはどのようなものでしょうか

リンパ節は、全身に数百個以上存在する小さな組織で、リンパ液の流れに沿って分布しています。主に首、耳の後ろ、脇の下、鎖骨の周囲、肘、足の付け根などに多く集まっています。リンパ節には体内へ侵入した細菌やウイルスを排除する働きがあり、免疫を担う重要な役割を果たしています。そのため、感染症などが起こるとリンパ節が活発に働き、一時的に腫れることがあります。

最も多い原因は感染症です

リンパ節が腫れる原因として最も多いのが感染症です。風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、扁桃炎などでは、首のリンパ節が腫れることがあります。また、虫歯や歯周病、口内炎など口の中の炎症でもリンパ節が反応することがあります。このような場合は、押すと痛みがあり、発熱やのどの痛みなどを伴うことが多く、原因となる感染症が改善すると、リンパ節の腫れも徐々に小さくなっていきます。

感染症以外が原因となることもあります

感染症以外にも、自己免疫疾患や薬剤の影響でリンパ節が腫れることがあります。さらに、リンパ腫や白血病など血液の病気、他の臓器のがんがリンパ節へ転移することによって腫れる場合もあります。こうした病気では、痛みを伴わず、数週間以上腫れが続くことがあります。そのため、「痛みがないから大丈夫」と自己判断することは避けることが大切です。

このような症状がある場合は受診をおすすめします

次のような症状がある場合は、一度医療機関で相談しましょう。

  • リンパ節の腫れが2~4週間以上続いている
  • 徐々に大きくなっている
  • 2cm以上の大きさがある
  • 石のように硬く動かない
  • 鎖骨の近くに腫れがある
  • 発熱や寝汗、体重減少を伴う
  • 原因となる感染症が思い当たらない

特に、急速に大きくなる場合や全身のリンパ節が腫れている場合には、早めの受診が必要です。

医療機関ではどのような診察を行うのでしょうか

診察では、いつ頃から腫れているのか、痛みの有無、大きさの変化、発熱やのどの痛みなどの症状について詳しくお聞きします。その後、リンパ節の大きさや硬さ、動きやすさなどを確認し、全身のリンパ節や皮膚の状態も診察します。必要に応じて血液検査を行い、炎症や感染症の有無を確認します。また、超音波検査やCT検査などの画像検査が必要になることもあります。悪性疾患が疑われる場合には、専門医療機関をご紹介し、さらに詳しい検査を受けていただきます。

リンパ節が腫れたら様子を見てもよいのでしょうか

風邪をひいた後などに軽く腫れ、徐々に小さくなっている場合には、経過観察でよいこともあります。しかし、症状が改善しない場合や、何度も繰り返す場合、腫れが大きくなっている場合には、原因を調べることが重要です。インターネットで「しこり」と検索すると不安になる情報も多く見つかりますが、実際には良性の原因であることも少なくありません。だからこそ、自己判断ではなく、医師の診察を受けることが安心につながります。

日頃から気を付けたいこと

感染症を予防するためには、手洗いやうがい、十分な睡眠、バランスの良い食事を心掛けることが大切です。また、虫歯や歯周病など口の中の炎症もリンパ節の腫れにつながることがあるため、定期的な歯科受診もおすすめします。体調の変化に気付いたら、そのままにせず早めに相談することが、病気の早期発見につながります。

リンパ節の腫れが気になる方はお気軽にご相談ください

リンパ節の腫れは、風邪などによる一時的な反応であることもあれば、詳しい検査が必要な病気が原因となっていることもあります。「少し腫れているだけだから」と放置してしまうと、適切な治療のタイミングを逃してしまう可能性もあります。一方で、診察の結果、大きな病気ではないと分かれば安心につながります。当院では、リンパ節の腫れの原因を丁寧に診察し、必要に応じて血液検査などを行い、総合的に判断いたします。超音波検査やCT検査、組織検査など専門的な検査が必要な場合には、連携する医療機関へ速やかにご紹介いたします。首や脇の下、足の付け根などのリンパ節の腫れが気になる方は、お気軽に当院までご相談ください。

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