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初診の方とリハビリの方は、診療終了30分前までの受付となります。
【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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痛み止めには複数の種類がありますが、単純な「強さランキング」で選ぶことはできません。痛みの原因・部位・性質、年齢、持病、妊娠、腎機能・肝機能、ほかの薬によって適切な選択は異なります。市販薬でも自己判断で追加・増量・重複せず、痛みが強い、続く、いつもと違う場合は原因の評価を受けることが大切です。
鎮痛薬は、炎症を伴う痛み、神経の障害による痛み、がんに伴う痛みなど、痛みの仕組みに応じて使い分けます。「強い薬ほどよく効く」「弱い薬なら安全」とは限りません。痛みの程度だけでなく原因を確認し、期待できる効果と副作用のバランスを考えて選択します。
鎮痛薬は症状を和らげる薬であり、原因疾患そのものを治療するとは限りません。薬で痛みを隠して受診が遅れることもあるため、急に始まった痛みや悪化する痛みは自己判断で長く様子を見ないでください。
| 種類 | 主な位置づけ | 主な注意点 |
|---|---|---|
| アセトアミノフェン | 解熱・鎮痛。炎症を抑える作用は強くない | 過量、重複成分、肝疾患、飲酒状況 |
| NSAIDs | 痛み・発熱に加え炎症を抑える | 胃腸障害、出血、腎機能、心血管系、喘息、妊娠 |
| 神経障害性疼痛に用いる薬 | 神経の障害による痛みに薬剤ごとに検討 | 眠気、めまい、転倒、適応や中止方法 |
| オピオイド鎮痛薬 | がん疼痛などで専門的に選択 | 便秘、眠気、依存、離脱、呼吸抑制 |
| 外用薬・局所治療 | 湿布・ゲルなどを症状と製品に応じて使用 | 皮膚障害、成分重複、製品ごとの適応 |
アセトアミノフェンは解熱・鎮痛に用いられ、NSAIDsに比べると胃粘膜や血小板への影響が一般に少ない薬です。ただし、胃潰瘍がある方、抗凝固薬を使用中の方、子ども、高齢者を含め、誰にでも無条件に安全という意味ではありません。
処方薬、一般用医薬品、かぜ薬などに同じ成分が含まれることがあり、重複や過量服用は重い肝障害につながるおそれがあります。肝疾患がある方、飲酒量が多い方、栄養状態が悪い方、ほかの薬を使用中の方は、使用前に医師・薬剤師へ確認してください。
NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は、ロキソプロフェン、イブプロフェンなどを含む薬のグループで、痛み・発熱・炎症を抑えます。ただし、急性の痛みすべてに一律の第一選択となるわけではなく、組織損傷や関節変形の進行を予防する薬でもありません。
胃・十二指腸潰瘍や消化管出血、腎機能悪化、むくみ・血圧への影響、心血管系のリスク、喘息発作やアレルギー反応などに注意が必要です。妊娠時期、腎疾患・心疾患、潰瘍歴、脱水、抗凝固薬・抗血小板薬の使用などによっては、避けるべき薬や慎重な判断が必要な薬があります。
焼ける、電気が走る、触れるだけで痛むなど、神経障害性疼痛が疑われる場合には、一部の抗うつ薬や抗てんかん薬などが検討されます。ただし、同じ分類の薬がすべての神経痛に有効なわけではなく、国内で認められた適応や根拠、副作用は薬剤ごとに異なります。
眠気、めまい、ふらつき、浮腫などが生じることがあり、薬によっては急な中止が問題になります。自己判断で開始・増量・中止せず、診断と処方内容に沿って使用します。しびれや神経症状を伴う痛みは脳神経内科への相談もご検討ください。
オピオイド鎮痛薬は、がん疼痛や周術期の痛みなどに使用され、非がん性慢性疼痛では適応を慎重に判断します。単に「最も強い痛み止め」として希望に応じて追加する薬ではありません。
便秘、吐き気、眠気、めまい、転倒、依存、離脱症状、呼吸抑制などが起こり得ます。便秘はよくみられますが全員に起こるとは限らず、呼吸抑制は腎機能低下時だけの問題ではありません。飲酒や他の鎮静薬との併用、増量、急な中止を自己判断で行わないことが重要です。
NSAIDsを含む湿布やゲル、局所麻酔薬などは、製品ごとに成分、剤形、適応が異なります。「貼る薬なら全身への副作用がない」「局所麻酔薬ならどの痛みにも使える」とは限りません。皮膚障害や光線過敏症、内服薬との成分重複にも注意します。
冷却や温熱で楽になる痛みもありますが、幅広い痛みに一律に有効ではありません。感覚が低下している部位や循環障害がある場合は皮膚障害に注意し、痛みが増す場合は中止してください。
漢方薬にも偽アルドステロン症、低カリウム血症、肝障害、間質性肺炎などの副作用があります。「自然由来だから副作用が少ない」「体質改善で痛み全般に効く」とは考えず、ほかの漢方薬との生薬重複も含めて医師・薬剤師へ確認します。
ロキソニンはロキソプロフェンを成分とする製品名で、NSAIDsに分類されます。炎症を伴う痛みに用いられる一方、胃腸・腎機能・出血などへの注意が必要です。アセトアミノフェンは別の種類の解熱鎮痛薬で、抗炎症作用は強くありませんが、過量や重複による肝障害に注意します。
どちらが「強い」「安全」と一律に決めることはできません。痛みの原因、年齢、妊娠、持病、併用薬、過去の副作用などをもとに選択します。
一般用医薬品でも、商品名が違っていて同じ成分を含む場合があります。かぜ薬、頭痛薬、生理痛薬、鎮痛薬を同時に使うと、アセトアミノフェンやNSAIDsが重複することがあります。購入時は商品名だけでなく有効成分を確認し、処方薬を使用中なら薬剤師へ伝えてください。
これらに該当する場合は、使用できる薬を自己判断せず、医師・薬剤師へ相談してください。
NSAIDsでは胃痛、胃・十二指腸潰瘍、消化管出血などが起こることがあります。吐血、コーヒー残渣のような嘔吐、黒色便、強い腹痛がある場合は服用を続けず、速やかな医療評価が必要です。症状がないまま出血する場合もあるため、リスクの高い方は事前に相談してください。
NSAIDsは腎臓の血流に影響し、腎機能を悪化させることがあります。腎疾患、心不全、脱水、高齢、利尿薬などの使用がある場合は特に注意が必要です。尿量低下、むくみ、強い倦怠感がある場合は相談してください。
アセトアミノフェンは、過量服用や同じ成分の重複、肝疾患、飲酒状況などにより重い肝障害を起こすことがあります。ほかの鎮痛薬や漢方薬でも肝障害が起こる場合があります。決められた量を超えず、複数製品を使う前に成分を確認してください。
オピオイドや神経障害性疼痛に用いる薬などでは、眠気、めまい、ふらつき、転倒が問題になることがあります。運転や危険作業の可否は薬ごとに異なります。呼吸が遅い・浅い、強く眠り込んで反応が悪い場合は緊急対応が必要です。
注意が必要なのは、同じ成分の重複、複数のNSAIDs、抗凝固薬・抗血小板薬との併用、眠気や呼吸抑制を強める薬・アルコールとの組み合わせなどです。しかし、個々の可否は薬剤、量、病状によって異なります。
お薬手帳と、使用している処方薬・市販薬・サプリメントの一覧を医師・薬剤師へ提示してください。「時間をずらせば必ず併用できる」とは限らず、自己判断で処方薬を中止することも避けます。
すべての痛み止めに共通する服用間隔はありません。成分、製剤、用法、年齢、腎機能・肝機能などによって異なります。外箱・説明書や処方指示に従い、不明な場合は医師・薬剤師へ確認してください。
効かないからと早めに追加したり、飲み忘れ分をまとめて飲んだりしないでください。商品名が違う薬を追加する場合も、同じ成分が含まれていないか確認が必要です。
連日または頻繁に必要な場合は、薬を強くする前に、診断、使用量、効果、副作用を見直します。慢性痛では薬だけでなく、活動や睡眠、リハビリテーションなどを含めた対応が必要になることがあります。
頭痛に対する急性期治療薬の頻回使用は、薬剤使用過多による頭痛の一因になります。該当する日数は薬の種類などで異なるため、単純な回数だけで自己診断したり、薬を急に中止したりせず、医師へ相談してください。
薬の種類が痛みの仕組みに合っていない、原因疾患の治療が必要、服用方法や飲み合わせに問題があるなど、さまざまな可能性があります。「さらに強い薬」へ自己判断で変えるのではなく、痛む場所、始まり方、悪化・軽快する動作、しびれ・発熱などの随伴症状を伝えて評価を受けてください。
症状に応じて、背中・腰の痛み、関節痛、筋肉痛、腹痛、胸痛の解説も参考にしてください。各ページは痛みの原因と受診判断を扱い、本記事は薬の種類と安全な使い方を扱います。
受診先に迷う場合は内科へご相談ください。けがや関節・筋肉・骨の痛みは整形外科、しびれや筋力低下など神経症状を伴う場合は脳神経内科が候補になります。
これらは通常外来の受診時間を待たず、救急要請を含む緊急対応を検討してください。
西新宿今野クリニックでは、痛みの場所・性質・経過、外傷、持病、服用薬を確認し、身体診察や神経学的診察を行います。症状に応じて血液検査、X線、CT、MRIなどの必要性を判断しますが、すべての痛みに一律の画像検査を行うわけではありません。専門的な治療や緊急対応が必要な場合は、適切な医療機関へ紹介します。
診療科や来院方法は、内科、整形外科、脳神経内科、アクセスをご確認ください。
痛み止めは、アセトアミノフェン、NSAIDs、神経障害性疼痛に用いる薬、オピオイド、外用薬などに分かれます。単純な強さではなく、痛みの原因と患者背景に合わせて選ぶことが重要です。市販薬でも成分の重複、副作用、飲み合わせに注意し、服用間隔は製品や処方ごとの指示に従ってください。毎日必要、効かない、痛みが続く場合は原因の評価を受け、緊急症状があれば通常外来を待たず対応してください。