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こむら返り

足がつる(こむら返り)の原因とは?|考えられる病気や予防法、受診の目安を解説

夜中に突然、ふくらはぎが激しく痛くなって目が覚めた経験はありませんか。「足がつる」「こむら返り」は多くの方が経験する症状で、特に高齢者や妊娠中の方、運動をする方に多くみられます。一時的なものであれば心配ないことがほとんどですが、何度も繰り返したり、他の症状を伴ったりする場合には病気が隠れていることもあります。今回は、足がつる原因や考えられる病気、予防法、受診の目安について解説します。


目次

足がつる(こむら返り)とは

こむら返りとは、筋肉が自分の意思とは関係なく急激に収縮し、強い痛みを伴う状態です。最も多いのはふくらはぎですが、

  • 足の裏
  • 太もも
  • 足の指
  • 手や腕

などに起こることもあります。数秒から数分で自然に改善することがほとんどですが、筋肉痛のような違和感が数日続くこともあります。


足がつる主な原因

脱水

もっとも多い原因の一つです。汗を多くかいたり、水分摂取が不足したりすると、筋肉の働きに必要な水分や電解質のバランスが崩れ、筋肉が異常に収縮しやすくなります。特に夏場や発熱時、下痢や嘔吐が続いている場合は注意が必要です。


筋肉の疲労

長時間歩いた日や運動後、立ち仕事の後などには筋肉が疲労し、こむら返りを起こしやすくなります。普段あまり運動をしない方が急に運動をした場合にも起こりやすい症状です。


加齢

年齢とともに筋肉量が減少し、筋肉や腱の柔軟性も低下します。そのため、高齢になるほど夜間のこむら返りが増える傾向があります。


冷え

体が冷えると血流が悪くなり、筋肉が緊張しやすくなります。冷房の効いた部屋で寝ている場合や、冬場には冷えが原因となることもあります。


病気が原因となることもあります

頻繁に足がつる場合には、病気が隠れている可能性があります。

糖尿病

糖尿病では神経障害や血流障害が起こることがあり、足のつりやしびれを伴うことがあります。特に、

  • 足の感覚が鈍い
  • 足先がしびれる
  • 傷が治りにくい

などの症状がある場合は注意が必要です。


腎臓の病気

慢性腎臓病や透析を受けている方では、電解質バランスの異常から足がつりやすくなることがあります。


電解質異常

筋肉の収縮には、

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • カリウム
  • ナトリウム

などの電解質が重要です。これらのバランスが崩れると、筋肉が正常に働かず、こむら返りが起こることがあります。


下肢閉塞性動脈疾患

動脈硬化によって足への血流が悪くなる病気です。歩くと足が痛くなり、休むと改善する「間欠性跛行」がみられる場合には、この病気の可能性があります。喫煙歴や糖尿病、高血圧、脂質異常症のある方では注意が必要です。


薬剤の影響

服用している薬が原因となることもあります。例えば、

  • 利尿薬
  • 一部のコレステロール治療薬(スタチン)
  • 一部の降圧薬

などでは、足がつりやすくなることがあります。症状が気になる場合は自己判断で中止せず、医師へ相談しましょう。


足がつったときの対処法

足がつった場合には、慌てずに筋肉をゆっくり伸ばしましょう。ふくらはぎがつった場合は、

  • 膝を伸ばす
  • 足首をゆっくり手前に曲げる
  • つま先を自分の方へ引く

ことで筋肉が徐々に緩みます。また、軽くマッサージをしたり、温めたりすることで改善しやすくなります。急に強く伸ばすとかえって筋肉を傷めることがあるため、ゆっくり行うことが大切です。


日頃からできる予防法

こむら返りは生活習慣を見直すことで予防できることがあります。以下のような点を意識してみましょう。

  • こまめに水分を補給する
  • バランスのよい食事を心がける
  • 適度な運動を続ける
  • 運動前後のストレッチを行う
  • 入浴で体を温める
  • 冷え対策をする
  • 長時間同じ姿勢を避ける

夜間に足がつりやすい方は、寝る前にふくらはぎを軽くストレッチするだけでも予防につながることがあります。


このような場合は医療機関を受診しましょう

次のような症状がある場合は、一度医療機関で相談することをおすすめします。

  • 毎日のように足がつる
  • 痛みが非常に強い
  • しびれや筋力低下を伴う
  • 足が腫れている
  • 歩きにくい
  • 安静にしていても痛みが続く
  • 糖尿病や腎臓病などの持病がある

原因によっては血液検査や追加の検査が必要になることがあります。


内科ではどのような検査を行うの?

症状に応じて、

  • 血液検査(電解質、腎機能、血糖値など)
  • 血圧測定
  • 神経学的診察
  • 血流の評価
  • 必要に応じてABI(足関節上腕血圧比)などの血管検査

を行い、原因を調べます。必要に応じて整形外科や神経内科などの専門医をご紹介することもあります。


まとめ

足がつる(こむら返り)は、脱水や筋肉疲労、加齢などが原因で起こることが多い症状です。一方で、糖尿病や腎臓病、電解質異常、血管の病気などが関係していることもあります。頻繁に繰り返す場合や、しびれ・筋力低下・歩きにくさなどを伴う場合は、一度原因を確認することが大切です。西新宿で内科をお探しの方で、足がつる症状が続く方や、糖尿病・高血圧・腎臓病など生活習慣病が気になる方は、ぜひ当院へご相談ください。症状や生活習慣を丁寧にお伺いし、必要な検査を行ったうえで、原因に応じた適切な治療や生活指導をご提案いたします。

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