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【休診日】日祝、水曜午後、土曜午後 ※第2第4土曜
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「最近トイレが近くなった」「夜中に何度もトイレに起きる」「外出中もトイレが気になってしまう」。このような悩みを抱えている方は少なくありません。年齢のせいだと思って我慢している方も多いですが、頻尿の背景には治療が必要な病気が隠れていることがあります。また、水分の摂り方や生活習慣を見直すことで改善する場合もあります。今回は、頻尿の原因や考えられる病気、受診の目安についてご紹介します。
頻尿とは、一般的に「排尿回数が多い状態」を指します。排尿回数には個人差がありますが、日中に8回以上排尿する場合や、夜間に何度も排尿のために目が覚める状態は頻尿と考えられることがあります。ただし、水分を多く飲んだ日や暑い季節、利尿作用のある飲み物を多く摂取した日は、一時的に排尿回数が増えることも珍しくありません。重要なのは、「以前より明らかにトイレが近くなった」「生活に支障が出ている」という変化があるかどうかです。
頻尿の原因はさまざまで、大きく分けると生活習慣によるものと病気によるものがあります。
水やお茶を多く飲めば、当然尿の量は増えます。また、コーヒーや緑茶などに含まれるカフェイン、アルコールには利尿作用があり、排尿回数が増えることがあります。健康のために水分を摂ることは大切ですが、必要以上に飲み過ぎている場合は頻尿の原因になることがあります。
年齢とともに膀胱に蓄えられる尿の量が減少し、少ない尿量でも尿意を感じやすくなります。また、夜間の尿量が増えやすくなるため、夜中に何度もトイレへ起きる「夜間頻尿」がみられることもあります。
頻尿の背景には、次のような病気が隠れていることがあります。
突然強い尿意を感じ、我慢しにくくなる病気です。尿漏れを伴うこともあり、中高年で多くみられます。
男性では非常に多い原因です。前立腺が大きくなることで尿道が圧迫され、何度もトイレへ行くようになります。尿が出にくい、勢いが弱い、残尿感があるといった症状を伴うこともあります。
膀胱炎などでは、頻尿に加えて排尿時の痛みや残尿感、血尿などがみられることがあります。女性に多い病気ですが、男性でも起こることがあります。
血糖値が高い状態が続くと、余分な糖を尿へ排泄するため尿量が増えます。「水をたくさん飲む」「尿が多い」「体重が減る」といった症状がある場合は糖尿病が隠れていることがあります。
腎機能の低下や心不全などでも夜間頻尿がみられることがあります。足のむくみや息切れなどの症状を伴う場合は注意が必要です。
「昼間は大丈夫だけど、夜中に2〜3回起きてしまう」という方も少なくありません。夜間頻尿は睡眠の質を低下させ、日中の眠気や疲労感につながります。加齢だけが原因とは限らず、睡眠時無呼吸症候群、糖尿病、高血圧、心不全などが関係していることもあります。特に、いびきを指摘されたことがある方や日中の強い眠気がある方は、一度相談することをおすすめします。
軽度の頻尿では、生活習慣の改善で症状が軽くなることがあります。
・夕方以降の水分摂取を見直す
・寝る前のアルコールやカフェインを控える
・体を冷やさないようにする
・適度な運動を続ける
・便秘を改善する
・排尿日誌をつけて回数や尿量を確認する
ただし、水分を極端に制限すると脱水になる可能性があるため、自己判断で無理に控えすぎることは避けましょう。
次のような場合には医療機関への受診をおすすめします。
・急に頻尿が始まった
・夜中に何度も起きる状態が続いている
・血尿がある
・排尿時に痛みがある
・尿が出にくい、残尿感が強い
・発熱や腰痛を伴う
・強い喉の渇きや体重減少がある
頻尿は泌尿器の病気だけでなく、糖尿病や腎臓病、心臓病など全身の病気が原因となることもあります。そのため、内科での診察や尿検査、血液検査が役立つことも少なくありません。
頻尿は命に関わる症状ではないと思われがちですが、放置することで睡眠不足や生活の質の低下につながるだけでなく、治療が必要な病気を見逃してしまう可能性があります。「最近トイレが近くなった」「夜中に何度も目が覚める」「頻尿が気になって外出を控えるようになった」という方は、一人で悩まずお気軽にご相談ください。早めに原因を確認することで、症状の改善につながることも少なくありません。